「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

「さようなら、床」

 

昨日に引き続き「納涼床」の話です。
予約もいらず、ぶらり観光客にも敷居高くなく
「京都の風物詩」(っぽい)気分が味わえる三条大橋ぞいのスターバックス。

昨夜の22時30分
遅めの夕食をのんびりと済ませてしまい
あわてて
「今日までなんですよ~」


スタバのテラスに行ってみると…
テーブルの撤去が始まっていました。
ということで、歯噛みして悔しがったのですが。

今朝は今朝で
「今日しか見られないもの」が見られてご満悦になっています。

 

「納涼床」の一斉撤去。
川沿い一斉に、午前中くらいの時間で「片づけて」しまうのだそう。
その作業が今、目の前で繰り広げられているわけです。
…面白い。
これも「風物詩」ですよね。
ずっと続いてきた光景なんでしょう。
目の前で青年が、まぶしいのか、眉間にしわを寄せながら
黙々と手すりの鉄骨をはずしています。
金色の髪が10月にしては強い日差しに透けてきれいです。

話は飛びますが
昨日、下賀茂神社で「宮大工」集団の若者達に出会いました。
(神社の入り口あたりを修理していらしたので
みなさんは「宮大工さん」なんですか?と聞いてみたら「ま、そんなもんです」と
おっしゃったので確か)

中に一人
鹿児島の青年がいてちょっと嬉しかったのですが。

目の前の作業は続いています。
まだ細い体に、腰に巻いた工具満載の幅広なベルトなんともが重そう。
おいくつくらいでいらっしゃるんでしょう。

昨日から今日、今日から明日へと継がれてゆく作業を
淡々と、日常として動いている若い人たちの姿を前に
昨日といい、今日といい
のんびりとさせてもらい
充電させてもらったものを
どのようにして使っていこう、表現していこう
(大きくいうと、世の中のために役立てよう、と)
あらためて背筋をが伸びる思いになります。
単純ですが「自分も頑張らなきゃ」と思います。

話がそれましたが
今日はこれにて。

 

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