実家の妹から
「新燃岳」情報が送ってきました。
以前も数回書きましたが
私の実家は霧島連山のふもとに近い町なのです。
鹿児島で火を吹く山といえば桜島ですが
ここ数週間は新燃岳が有名です。
今、鹿児島の天気予報では、おなじみの
桜島上空の風向き情報に加えて
霧島、新燃岳上空の風向き情報も必ず流れているのです。
妹曰はく
「大丈夫。桜島の灰と同じくらいだから」
ということは、降っているのですね。
風向きによっては
桜島の最近の降灰とはくらべものにもならないくらい
被害が出ている街もあります。本当に心が痛みます。
小さいころから「遠足」といえば「霧島登山」をする地域で、普通にこの近辺を歩き回っていました。
新燃岳は、活火山だということはもちろん知っていましたが
でも、物心ついてからずっと、大きな噴火なぞした記憶がないものですから
今回の噴火は結構大きな出来事です。
なんだか、動かないはずのものが動いたような、そんな感じでしょうか。
「変わらない」となんとなく無意識のうちに思っていたものも
日々変化しているし、これからも変わっていくんだなと
そんなことを再確認しています。
数々の歴史の場面でも
その時代を生きていた人にとっては
「動かないものが動いた」「変わらないものが変わった」
驚きと衝撃に満ちた瞬間が多々あったのだろうなと
ふと、そんなことを思ったり。
今日の桜島です。
マグマを新燃岳にもっていかれたのか…
静かなたたずまいでした。