声のワークショップ5期発表会。
無事終了いたしました。
「声は耳で聞く」という感覚を超えた「場の空気を伝わって届く」ことの感動を。
いらしてくださった方々が感じてくださったようで
「目的は果たせたなあ」とうれしさを感じています。
声?小さいです。
人前で?苦手です。経験ゼロです。
というごくごく「普通の人」たちがどう変わり、何をつくったか。
見にいらしてくださった方々のご感想を下記に。
「挑戦する意欲とエネルギーを感じた。
この2つを常に持ち続けられるように、前向きに生きたいと思いました」
これは20代前半の男の子。
まさに、意図していたことだったので、うれしいご感想でした。
「こんな大人がこんなに一生懸命になって踊ったり声出したり…これでいいんだ」
とそう思ってほしかった。
人生の中で、そういう大人の姿に出会ってほしかった。
彼の感想、続き。
「これからもエネルギッシュに人々の背中を押してください!」
これはきっとわたしへのメッセージですね。
この「人々」という部分。「若者」と書いてあって、その上に訂正の斜線一本。
「人々」と書き直してありました。
確かに、発表メンバー、「若者」ではないものね(笑)
一瞬「若者」と書いてしまったのは、そういうエネルギーを感じてくれたからなのでしょうか。
「30分があっという間でした。
ストーリー性があって、お芝居を見ているようでした」
これ、前回発表会でも言われました。
まったくストーリーはなく、いくつかの詩やセリフをふわっと並べているだけなのですが。
それぞれが、詩を「メタファー」として受け取り
ご自身の人生と関連づけ、全体として自分で意味を引き出し、構築している、ということが
お客様各人の起こっているのでしょう。
まさに「物語」の効用。
美しい言葉には、それだけでもう力があるということの
よい例ですね。
「世の中にあるたくさんの素敵な作品が、
人の声を通して温度をもって伝わる魅力を感じました」
と書いてくださった方もいらっしゃいましたし。
「おひとりおひとりの声から溢れてくる気持ちや思いが声を通して伝わってきました。
まさに、ハートチャクラに響いてくる感じ。
目を閉じて聞こえてくる声からイメージも浮かび、声が素敵なコミュニケーションツールの
ひとつであることも感じられました」
ハートチャクラに…!
発表した方々はこの言葉を聞いたら、さぞかしお喜びになることでしょう。
こうなるためにどれだけ自分の中をクリアにしたことか。
ねえ、発表者のみなさん^^。
「声はすべてを表現できる、
と信じさせてもらえる時間を頂きました。
個性がきらめく瞬間を感じとることが、見ている側にもこんなにも力をくださるものかと
元気をもらいました。
『よく成し遂げられた』と感銘を受けております。
とても届いてきました。
ときには強く、ときには柔らかく、ときにはまろやかに、ときにはりんとして。
これから、より変化する自分をとことん楽しんでください」
この方の言語力も
とてもすてきだ、と思いつつ!
ず~っと、愛にあふれたものすごくあったかい目で発表者一人一人を見てくださっていた姿が
印象に残っています。
「最後に一人ひとこと、あいさつをなさったときと、発表されているときが全然違う雰囲気で
スイッチの切り替えがあるんだな、と感じました。
言葉の発し方や表現の仕方にもいろいろあって、それをみなさんが体現されていて
すごいなと感じました」
スイッチの切り替え。
これも、しつこいくらいにやってきたことでしたね、みなさん(発表の!)
「必要な時に、瞬時にいつでも『繋がれる力』」と!
つながれる、というのは、「自分自身の軸」といいますか。
自分のあふれる力(存在感)のバルブをいつでも自由自在にあけられる力、といいますか。
いかなるときでも、必要ならば
「人の人生を変えうる『声と言葉』で語れる」人。
「真に伝わる声と言葉」を持った人。
それを探求してきた約半年間でした。
最後に
わたし(中村)の、この発表会を終えての感想は
人とはこんなに美しいものなのか…!
です。
人の美しさが溢れる。
発露する。
その瞬間のためにやっているんだ、とそうあらためて思いました。
次回は、発表者のご感想をアップいたします。
これらの方々の中に何が起こったか
これぞ最も大切なところな気がいたします。