「笑いなさい、と神さまがいいました」

 

ブログをもっと頻繁に書かないとなあ…
と思うんですが、
どうもそうならないのは

よっぽど書きたいことでないと書かない。
これは人に伝える意味のあること
これは人様に広く伝えるような出来事ではない、
などなど…わたし自身の中での線引きが結構強い

からだなあ、とふっと思い。

今日は、わたしの中では
近しい友人に伝えて「くすっと笑う」という線引きの出来事を書いてみます。

毎朝メールで天使の絵と一緒に届くメッセージがあって
結構な量のメールの中で
これだけはすっと読めることもあって楽しみにしているんですが
今朝のメッセージは

「笑いは百薬の長」

でした。

「この世界はユーモアに溢れているのですよ。
…たとえどんな状況でも
笑ってください。

時間や次の予定なんか忘れて、笑い切ってください。
あなたが全身全霊で笑えば笑うほど
あなたの周囲の光が振動していき、さらなる笑いと幸福を齎してくれることでしょう」

ふうん…。

そして、櫻島が初冠雪!ということで見に行き。
帰りに近所のモスに立ち寄って「朝モス」のセットを頼みました。

「モーニングプレート、お願いします」

「はい。モーニングプレートですねっ!
ジャムはストロベリージャムといちごジャム、どちらがよろしいですか!?」

お嬢さん。
笑顔がまぶしい…。

つやつやした桃色の頬が
きゅっと後ろでひとつに束ねた髪形にさらに映えて、なんてかわいい。
濃いまつ毛に縁どられたそんな大きな瞳で聞かれちゃあ
言えない。
「それ、同じです」なんて…。

2秒間、たっぷり顔を見合ってから
彼女は「あっ!」と赤面しました。
気づいたみたい。

1分後。
わたしは無事、ストロベリージャムとブルーベリージャムから一つを選び
着席することができました。
座った自分の肩が震えていないかな…
とそんなことを気にしつつ。

そして…。
やってきた「モーニングプレート」も
笑顔だらけ、でした。

 

ほらね。

 

 

 

 

 

 

 

「笑いなさい

笑いなさい」

世界中から
陽の光のように、あたたかい慈雨のように
そう、メッセージが降り注いでいる気がしました。

笑いなさい。

すべてはそれでうまくいく。

笑いは妙なる調べ。
笑いの波長は心を開く。人をつなぐ。世界をつなぐ。

…幸せです。
モスのお嬢さん。
ほんっとうに、ありがとう^0^!

 

 

「歯医者さんはワンダーランド」

まずもって言っておきますが

たいそうくだらない内容なので、3時のお茶うけにでも読んでくださいね。

歯医者さんで口をあけている最中に

笑いたくなって困ることがこの数回、続いています。

あれは、本当に困る…。

一回目は

歯の奥に詰める薬剤の名前が

「ステラノドン」(こういう恐竜がいるのかもわかりませんが)

みたいな名前で、つい「うっ…」と吹いてしまい。

寝ていられず、がば、と起き上がってしまいました。

先生は

「どうしたんですかっ!!」

と、大いに驚き。

このときは、正直に「薬の名前が怪獣みたいでつい…」と申告。

二回目は

「光をください」事件。

(わたしが勝手に事件と呼んでいるだけです)

歯に詰める何かの溶剤を固める?溶かす?ための機械なのか

はたまた手元をもっと照らす必要があったのか?

わからないんですが

(なにせ、目をつむって口をあけている上で行われる作業なのでよくわからないのです)

何かが足りなかったらしく

先生がそれを持ってきて、と助手さんに伝えるわけですが

その表現が

「光をください」。

所は診察ブース。時は診療中。

先生、そんなに大きな声を出すわけはなく、

ささやくように

「光をください…」×3回

もうだめだ、耐えられない…!

私の頭の中は

『暗いと不平を言うよりは、進んで灯りをつけましょう。聖パウロの言葉より』

とか(笑)

古今東西の賢人の言葉。

はてはNLPのコアトランスフォーメーションのワークでみんなが

「コアまで行ったら光でした♪」

等の、人生探求のあらゆる言葉や場面が渦巻いてしまい。

先生、何か辛いんですかっ!?

人生悩んでらっしゃるんですね!

ひかりがほしいんですね!

…なわけ、ないでしょ。

と、自分の中で

果てしないノリと突っ込みを繰り返しながら

ほとんど拷問のような(笑いをこらえるという意味で、です)時を過ごしたのでした。

次回は2月。

何が待ち受けているのかと思うと、ちょっと、怖い…。

歯医者さんはワンダーランド。

その中にどっぷりと浸って仕事をしている方々には当たり前なのでしょうが

待合室にピカピカ光る歯の模型も

豊富な味の歯磨きチューブも

不思議な形のタオルやエプロンも

(頭の上に乗せて、カッパもしくはルイス・フロイスのまねができそうなタオルが歯医者さんにはあります)

いろいろな機材も薬品も…さらには、そこに生きる人たちの共通言語も

面白くて興味深くてしようがない。

そして

こういう新鮮な視点や感覚は

自分自身の住む世界(仕事)に関しても忘れてはいけないなあ、と思ったりするのです。

わたしの住む世界(仕事)も、なかなか日常では使わない言葉

または意味を特定して使う場面が横行しがちな世界です。

「リソース」とか「コア」とか「センター」とか。

それを当たり前ではなく、ある意味、いつも「異邦人」の視点から

見続けられる視点も必要かな、と。

自分たちにとってはあたりまえでも、他の人にとっては「当たり前」ではない。

この身近なワンダーランドからの帰り道、そんなことを思ったのでした。

さて

この場面や状況に(つい、わらっちゃう、という)

共感してくださる人がいると嬉しいなあと思ったり。

「そういうこと、あるある」と。

意味が分かんない、という方も多いんじゃないか、と思ったりしているところです。

(わたしの身内は、まず全員「何言ってんの?」な反応でした)

なので、ちょっとさびしい思いをしているところです。

「また、虹が出た」

気づくと結構長いこと
更新していませんでした。
よく、訪れてくださる方、申し訳ございませんでした。
いろいろ考えること多く、動くこと多く…まあ、忙しい日々でした。

昨日は
年に一度の恒例行事になりつつある「写真撮影」でした。
山間部には雪の降った昨日。
寒風の中
桜島をバックに颯爽と、機材一式を抱えて現れたカメラマンさん。
もう5年も、ずっと撮っていただいている方です。
彼女は今、遠方に拠点を変えていらっしゃり
たまたま帰鹿していた数日に、私の撮影のタイミングが重なったという
幸運の一日となりました。

青空と灰色の雲が桜島の上で目まぐるしく入れ替わり
小雨と陽射しが交互に降り注ぐ不安定な空の下。
多分、撮影するには楽な環境ではないのでしょうが
レフ板片手にちゃくちゃくと撮り進めていく彼女。
その細身の体に赤いダッフルコートがまぶしく。
わたしはいつも、その姿を見ていて「美しいな」と思います。
初めて撮影してもらったのは5年ほど前なので
その頃彼女は25~6歳。
若い…。

写真を撮られるという時間は
とても特別な時間な気がします。
自分を思いっきり客観視する時間でありつつも
なぜか
大きな自己承認の場であり
自分でない自分になる心地よい場であり。
自分も知らない自分を(より良い自分を)引き出される、ということなのですが。
この「場」をつくるという作業こそが
ひとえにカメラマンさんの技量であったりするのだろうな、と思います。
年に1~2度、ファインダーごしのお付き合いでありながら
不思議な、深い、特別なコミュニケーションの時間を過ごしている気がします。

昨日も
そんな感嘆と、尊敬の気持ちをもって、彼女を眺めていました。
自分より、一回り以上も年の若いこの女性が作り出す特別な「空気」。
すごいな、と思うと同時に
その姿を見ていると、
たとえようもなく嬉しくもあり。
この感覚は何なんでしょう…若い人たちが、ほんとうに
「自分自身」としてまっすぐに、美しく輝いているときに
いつもいつも、こんなあふれるような気持ちになります。

と、
そのとき、虹が出ました。
桜島の左上方に、くっきりとした大きな虹。
あ、また出た!と思いました。
また、といいますのは…
誰かに対して、その美しさに細胞がふるふると震えるように
感動を覚えたその時に、なぜか?虹を見ることが多いのです。
そして
その時間は、自分にとって忘れられない宝石のような特別な時間になり
なおかつ、自分の人生を変えるような時間になります。

雲の合間に降る一瞬の日差し。
虹。
きっと、今、彼女とこうしている事も含め、すべての出会いは
奇跡のような時間なんだろうな、とふとそんなことを感じ。
感謝の思いとともに、
願わくば
わたしだけでなく、彼女の人生にとっても、この時間が、
この場がよき場となりますように、と願いました。
これからますます大きな変化を迎え、発展してゆく彼女の長い人生に
ますますの幸せがありますように。
そんな思いを込めて最後はレンズをじいっと見ていました。

レンズを見ながら自然に微笑む、というのは
わたしにとってはなかなかに難しかったりするのですが
「目の前の人に気持ちを送る」のならば自然とできるなあ、と思いながら。

そんな思いを込めた写真。
どんなものが仕上がってくるのか
楽しみです。

 

最後に2人で記念撮影。
彼女は今後、ますます遠方に拠点を移すようなので
次はいつ撮ってもらえるか…
少しさびしい気分を感じつつ
新しい出発を心から応援しているところです!

「『いのち』の写真」

 

 

 

 

一本のメールとともに
声が聞こえるかのような高揚のメールが来ました。

「家に三匹の子猫が生まれたんですよ!

ミュー、ミュー
小さな命!一生懸命生きようとしています。
尊いですね!」

うわ。
小さ…
しかも
なんて頭でっかち。
ギュッとつぶった目。弱弱しい手足。
ぷるぷると
まるでこの世の中に生まれ出でて全身で戸惑っているような。

なのに、この圧倒的な「何か」は何だ??
(意味不明です)
と…
いろいろな気持ちは言葉にならず。

この季節にふさわしい
みずみずしい命のエネルギーです。

「『紫のバラの人』きました(笑)」

夕方
ポストに届いた一通の封筒。

「??」。

大きな封筒。
早速開封です。
開封した途端…

腰が砕けました(笑)
こ、これは…!

同封のカードにはメッセージ。

「こんにちは。
すっかり春ですね~♪

先日本屋で見つけて
何故だか‘公子さん‘にこれをお渡ししないといけない気がして…(笑)
もらってきました
それではまたー。」

なんと、クライアントさんから。
早速ポスターを広げてみます。
これは…なかなかのインパクトです。
B4サイズ一杯に、星をたたえた瞳の流し目全開の妖艶な(?)「速水真澄」。
かすかに微笑む口元に優雅な指先で口づけしそうに寄せられているのは
そう、「紫のバラ」。
おお~。
「香り付き」って、何とも懐かしい仕様じゃないですか。
さらにはポスターの他に

「紫のバラのひと名場面集」

というカードもついています。
うわ~、懐かしい…
(全部知っている)

送ってくださった封筒には表、裏ともに一面に手書きで花が書き込まれ
よく見ると、このポスターにピッタリのサイズの封筒をわざわざ作って
発送してくださっているのがわかります。
この方、来年度、お仕事の環境が大きく変わる予定なのです。
その時期に、この手の込み様・・・。
人を楽しい気分にさせるためなら骨身を惜しまぬタイプ。つわものです。

この方にそんな気持を向けてもらえたことが
嬉しくて楽しくて、ありがたく。

それにしても…
この方と、このマンガ(ガラスの仮面)のお話をしたのはだいぶ前
確か一度くらいだったと思うんですが。
何かのメタファーで使ったのでしたか。
すごいインパクトだったのでしょうか。
そんなに熱く語ってしまったのでしょうか。
それはちょっと恥ずかしい…。

なんというか、顔が赤くなってしまいます。
(それくらい迫ってくるこのポスター)
どういう人生を歩んでいるんだ自分、
いいのか自分?


いろいろな気持ちがまぜこぜに押し寄せてきて
ポスターからそこはかとなく漂う「紫のバラ」の香りに翻弄されながら
「くすっ…」と一人笑いがとまりませんでした。

こんな軽やかな遊び心(子ども心)でもって
毎日に「楽しい」の種を蒔いて生きてるような方とご縁があるのだから
まあ、いいんじゃないかな。

少々熱苦しくっても
オタクでも
マニアックでも
こだわりが強くても
頑固でも
・・・

まあ、いいや。

こんな気持ちで「くすくす」笑っている自分に気づいたのは
少しあとのことでした。

「至福」

家の近くに新しいカフェができましてv(^-^)v

何が嬉しいって
本屋さんの中にあるんです。

ほら。
五メートル先には書棚が。

カウンターにはコンセントと
LANケーブルの差し込み口も完備なのが
さらに嬉しい。

真新しい本の香りに囲まれて
「のんびりしていいんだよ~」

言われているみたいで、
welcome!といってもらっているようで
とても嬉しい。

ついでにいうと
店員さんの、たどたどしくも
初々しい丁寧な雰囲気に
心暖まります。

これを
至福と言わずしてなんと言いましょうか。

新しい年になってから
一番テンションが上がっている今この瞬間かも
しれません。

Android携帯からの投稿

「おしゃれなおりょうさん」

昨日見つけたんですけれど

鹿児島市の「いづろ通り」に立つ龍馬とおりょうさんの像。

おりょうさんが中村公子のコーチングna日々♪

こんなものを首にまいていました。

あれ?

確か、冬は

薄いベージュの地に黒と赤の細い線のチェック柄の

マフラーをまいてましたよね。

おりょうさん…。

夏の素材に衣替えですね。

なんともおしゃれなおりょうさんです。

「クジラを見てみたい」

 

 

昨日

研修会場に入った途端

 

中村公子のコーチングna日々♪

「うわあ~」

 

光る窓の向こうに広がる

 

 

 

 

ここまで海の近い場所は初めて。

研修などしなくても

みんなでここで海を眺めていたほうが

効果があるんじゃないの…?

 

といいたくなるくらいの、心が広がる美しい光景でした。

 

(その、広がる海、の写真を撮ってくるのをわすれてしまったんですが)

 

ちなみに

そのホテルのエレベーターには

 

「もしかして、今日発見!?」

 

のコピーとともに

「ザトウクジラ」が湾内でブリーチングをした瞬間をとらえた

新聞記事が飾ってありました。

 

クジラが飛ぶのか…

ここから見えるのか…

 

一度見てみたい。

 

爽快な場所での爽快な心持での研修の一日でした。

 

「一杯のお茶」

 

 

ちょうど一週間前ですね。

 

人材育成センターさんでコーチングの研修。

それぞれの会社からいらしてくださった

22名のリーダーさんたちと一日あれやこれやと楽しい時間を過ごしていたのです。

これはそのときのこと。

 

午前中を終え

控室に戻り、席にどっかと座って一息。

するとそこへ、スタッフのおひとりがお茶を持ってきてくださいました。

何と言いますか…一杯のお茶を、とても丁寧に運んできてくださって

すっと私の前に出してくださいました。

思わず姿勢を正してお礼をお伝えしました。

 

湯呑のふたを取ると

何とも言えない良い香りと、透明の深緑が目に飛び込んできて、もう見るからにおいしそうなのです。

思わず深呼吸。

そして一口。

 

「ああ…おいしい」

 

体中に染み渡るような味、とはああいう味をいうのでしょうか。

肩の力がすっとぬけて、自分の中のスイッチが切り替わったのを感じました。

 

夕方

研修を終え、センター長様にごあいさつに伺った席で

再び同じ方がお茶を持ってきてくださいました。

もう、手放しで喜ぶ私。

気持ちよく疲れた体に、また一杯のお茶が染み渡っていくのを感じつつ。

 

あのおいしいお茶は、どうやっていれるんでしょうね…。

(と、ついわたしはその方に聞いてしまったのですが)

 

その方の

ゆっくりと、お茶を運んでくださるまっすぐな背筋

両の手をそえて、音をたてぬよう出してくださるあの指先

そんな姿とともに、あのお茶の味を思い出します。

 

なんといいますか

自分も、こういう仕事をしたい、と思いました。

「セミナー」とかそういう仕事という意味でなく。

 

誰かとかかわるその一瞬一瞬に、丁寧に集中して、心をこめられるようなありかたでありたい、

そんな感じでしょうか。

 

 

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