「至福」

家の近くに新しいカフェができましてv(^-^)v

何が嬉しいって
本屋さんの中にあるんです。

ほら。
五メートル先には書棚が。

カウンターにはコンセントと
LANケーブルの差し込み口も完備なのが
さらに嬉しい。

真新しい本の香りに囲まれて
「のんびりしていいんだよ~」

言われているみたいで、
welcome!といってもらっているようで
とても嬉しい。

ついでにいうと
店員さんの、たどたどしくも
初々しい丁寧な雰囲気に
心暖まります。

これを
至福と言わずしてなんと言いましょうか。

新しい年になってから
一番テンションが上がっている今この瞬間かも
しれません。

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「角倉金襴」

中村公子のコーチングna日々♪-未設定

みなさま
新年明けましておめでとうございます。
穏やかな
よき新年をお迎えのことと存じます。

わたしは
先程近くの神社に行き
毎年の縁起物、獅子舞をみて
(好きなのです)
振る舞い酒などいただきました。

今日は着物です。
相当ご無沙汰していたのですが。

黒の小紋にえんじの道行を着ています。
光の加減で浮き出る地模様がかわいらしい。
この地模様
兎の柄なのですが
「角倉金襴(すみのくらきんらん)」という紋様です。
着物の紋様に詳しいわけではなく
この道行をつくったときの呉服屋さんの言葉がずっと頭に残っているのです。

「この紋様は角倉金襴というんですよ。かわいらしいでしょう」
「丈は普通のコートより長めにしたててあります。この長さが一番美しいんです」
「裏地のグラデーションがよいでしょう?着ても美しい、脱いでも美しいのが理想です」

昔、行きつけ…というより
入り浸っていた呉服屋さんの言葉です。
長さから襟の形まで、こだわって作ってくださるお店だったように覚えています。

この呉服屋さんで
わたしは着物に関することをずいぶんと教わった気がします。
高価なものは買いませんでしたが

普段使いに着られる紬や夏の薄物など、少しづつそろえていくのは
本当に楽しいものでした。
今でも、一枚一枚、見るたびに、その時にその方と交わした会話が浮かんできます。

「惜しげなく着てくださいね!」

というのが、その方がよくおっしゃる言葉でしたっけ。

旅行の時に着物を着たいとき、どうすれば長距離の移動に楽でいられるか、ですとか
そんなことまで教えていただきました。
「ハレの日の衣服」ではない着物文化を復活させたい、とおっしゃっていました。
この十数年、心づくしの着物がぜんぶ箪笥の肥やしになっていたと知ったら…。
ああ。
今年は着物をたくさん着よう、と思います。
腰を中心に背筋がすっくと伸びる、着物ならではの緊張感。
洋服と違い、たっぷりな分量の絹が体にまといつく心地よい重さ。
襟、帯締め、帯揚げ…畳にあふれる華やかな色の洪水。
それらを一つ一つ手で触れ、質感を確かめ、色を合わせる楽しさ。
幸せな時間です。

今年は

自分を満たすのに遠慮なくいこう、と思います。
「いつか」「そのうち」「時間ができたら」なんてのはやめて。
懐かしい肌触りを楽しみながら
「新年の抱負、一つできた!」
とうれしくなった元旦の午後でした。
皆さんは、この一年をどんな年になさいますか?

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