「その原因は、案外性格とは関係ないところにあるかもしれない―白砂糖の害」

 

 

 

二人のクライアントさんからお聞きした話です。

 

 

 

お一人目。

お子さんを持つクライアントさん。

お子さん、まだ小さいんですが、

その方いはく

「どうにかなったのか」

というような泣き方をするようになった、と。

むずかる、とかそういうレベルではない、癇癪というか…そういう感じでしょうか。

 

 

で、いろいろネットで検索。

あまたある情報から思い当たったのは「白砂糖」。

ちょうどイベントごとが重なったのでしたか、

甘いお菓子をたくさん食べていた時期だったそうで。

で、

試しにお子さんの、お菓子を含む砂糖類の摂取をいっさいやめてみたそうなのです。

 

 

すると…

 

「1週間で、面白いくらいもとに戻りました」

 

とのことで。

なんと…!

 

クライアントさん、奥様とも相談の上

「うちでは、砂糖はやめました」

と、

すっぱり。

 

 

 

 

お二人目。

男性の管理職さん。

会社での部下の方たちとのコミュニケーション、がテーマの方なのですが。

 

ご本人いはく

「つい、イラっとしてしまう」と。

頭では

「話を聞かなければ」

と思うのだけど、

ついかっとなって聞くより先に言葉をかぶせてしまう、と。

 

 

 

 

そして昨日。

「この2週間、だいぶ聞けるようになりました」

と嬉しい言葉が。

身体にセットした、聞くためのいくつかのアンカーも、

すっ…とスムーズに手が行き、

以前よりずっと発動させやすくなっています、と。

 

 

お話を聞くと、

・氣づくと一日に5本は飲んでいた糖分入りの缶コーヒー

・エネルギ―補給にと食べていた菓子類

・エネルギードリンク

をやめ、

ついでに、お昼ご飯を「がっつりとお米」から、

軽めにスープ、に変えてみたのだそう。

お昼過ぎに眠くなることもなくなり、

今は軽く会社周りをジョギングしていらっしゃるそうで。

 

 

 

 

「自分の性格がいけないのだ…と思っていましたが

生活の方法を変えるだけで、こんなに変わるとは」

とその方。

 

 

 

 

 

 

「白砂糖は身体によくない」。

様々な本や、サイトで目にし、知っていたつもりでしたが、

こんなにも如実なお話を身近なお二人からお聞きし。

その驚きとともに書きました。

 

 

 

身体の状態が心に及ぼす影響は本当に大きい。

食生活、睡眠、運動、住環境…

日々、どんなものを目にし、どんな音を耳にし、何に触れ、何を身体に入れているか?

「自分自身を存分に生き、発揮する」幸せな人生のために、

「生活の土台」の部分を整えること、

まったくもっておろそかにはできません。

 

 

 

 

 

 

「ある言葉にまつわる感覚が不快なら、心地よく書き直してみる」

 

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「わがまま」

と思われるのが苦手だなあ、と

この数日であらためて氣づきました。

 

 

「わがままを言うな」。

 

 

と言われたとたんに、全身がキュっ…と固まって、体温が2度くらい下がってしまうような。

まるで

「この世にいるな(存在する価値なし!)」

 

と宣告でもされたかのような。

胃を、中からぎゅっと掴まれたような何とも言えない感覚をあらためて

思い出していました。

(わたしの場合、そんな感じで)

 

 

 

 

 

 

大人になった今、

この言葉をかけられることがあるかというと、100%ないんですが、

でも、他から言われない代わりに、自分で存分に自分自身に投げつけ、

自分の自由自在な感情と行動を十分に妨げているな(笑)、と。

そんなことを、あらためて考えていました。

 

 

 

 

 

ある年頃までは、

そんなふうに、つまり「我慢をしている」、ということすら

わかっていなかったわけですが、

(肩が凝りすぎて感覚が麻痺してしまった人が

『ぜんっぜん凝ってないですけど?』というのに似て)

 

我慢が多かった分、

今は「その感情を外に出し、昇華させる」時期なんでしょう。

それこそ、口に出すのも恥ずかしいような

「お子様と同じレベル」のことでも、「我慢」がききません。

我慢をしてしまうと、そのあとの「処理」が大変です。

もう、自分の中の「子ども」が、怒る怒る…!

大騒ぎします。

例えば、あのケーキを食べたかった、と

そんなレベルのことで。

 

 

ケーキそのもののあるなしでなく、

つまり

「自分の氣持ちを一番に大切にしてくれなかった!」

ということに自分の中の小さな自分が怒っているわけですが。

 

 

もちろん、大人なので、その大騒ぎを外に出すことはしません。

いろんな方法でもって、昇華させます。

 

 

 

 

 

 

一番いいのは、

 

「それ、欲しい!」

「わたしはこれが好き!」

「わたしが一番!」

「わたしにもちょうだい!」

 

この、簡単な感情を、即、言葉に出来ることなんですが。

即、手をいっぱいに伸ばせることなんですが。

これが、なかなかわたしにとっては至難の業で、

 

なので、

もうトレーニング、です。

練習。

練習。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で、

「わがまま」という言葉がいかに、自分の身体と心をフリーズさせるか、

ということをあらためて思いだし、確認したわけでした。

わがまま=人間失格の意

くらいに反応していたな、と。

 

 

 

 

 

 

 

で。

この言葉を自分の身体に

新しい感覚で「アンカリングしなおす」ことにしました。

(プログラミングしなおす、と言ってもいいでしょうか)

 

 

「わがままっ!」

と、続けて言ってしまうからいけないのです。

これは昔からの慣れ親しんだ使い方。

そして、声・語感・響き・呼吸・身体感覚と感情は連動しています。

なので、

 

 

「我が、儘」。

 

 

とゆっくりと、言ってみることにしました(笑)。

心の中でも同様です。

イントネーションも変えて。

 

 

 

 

「我が、儘」。

 

 

 

 

戦国武将のように、背筋を伸ばし、呼吸をととのえ、重心をハラに落として、

言います。

我が、の後では必ず深い呼吸を一つ。

 

 

 

「我が、儘…」。

(無心&空(くう)。獅子脅しの音、かっぽ~ん)

 

 

 

 

なかなかいい感覚。

 

 

 

「我が、儘(に行かん…)」

(青空にはたはたとはためく無数の幟ばた…)

 

 

 

 

 

「我が、儘(に生きん…)」

(青空に弧を描くトンビの『ピーロロ…』。

静かによこたわる櫻島。

きらきら光る波。

ああ、なんて空が高いんだ。

なんて風が爽やかなんだ)

 

 

 

 

 

 

深呼吸。

とても心地よい。

 

 

 

 

 

はい。

これを一日数回。

何か、重要な決断をする前にも。

自分の感情を後回しにして、

あせあせと「人に合わせよう」がつい発動してしまっているのに

氣づいたときにも。

 

 

あとは、

繰り返しあるのみ。

わたしの細胞ひとつに、この新しい感覚がしっかりと刻み込まれるまで。

 

 

 

 

 

 

 

「わがまま」=わたしのままに。

今日からこの言葉は、

わたしにとって、高らかな宣言の言葉です。

自分の人生を自由自在、思うが儘に生きるという祝福の音。

そして

この言葉とともに、いつも身体の中に沸き起こるのは、

 

平安。

自然。

安らぎ。

落ち着き。

確信。

そして

自分自身の深いところとつながる感覚。

 

 

 

 

 

 

と。

今回は「特定の言葉」にくっついた自分自身の「意味の解釈」

&身体の感覚を

「人生を後押しするもの」に書き換えてみましたが、

この「書き換え」はさまざまなものに使えます。

特定の場面。

記憶、などなど…。

 

 

人生が変わる、

というのは、

大きな体験もありつつ、

案外こういう小さな積み重ねでもあるんだろうな、

としみじみ思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

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【ワークショップ】

 

●11月11日開催

「自分の人生を自由自在に生きるためのシンプルなアイテムを手に入れるワークショップ」

 

毎日、ご飯を食べるように繰り返せるシンプルな方法を身体に刻む、落とし込む、

がテーマです。

 

◎心と身体はしっかりとつながっている
  →身体感覚を制する者は感情も制する

◎「自分の箱の中」からいつでも出られる力
  →客観的な視点に切り替えられる方法を身体に刻み込む

◎感情はどうにもならない。感情はわいてくるものだ×
  →感情は自分で選べる。感情は変えられる○

◎自分の中の様々な自分
  →「チーム自分」の団結力が人生をスムーズに動かす

 

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●11月26日開催「聲を変えることは人生を変えること―聲のワークショップ*ミニ」

 

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【個人セッション】

 

●「そろそろ自分の聲と言葉で世界に向けて語りだそう

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