「コミュニケーションの体幹を鍛えるワークショプー『聞くこと(傾聴)の前にあるものは』」
第一回、無事に終わりまして、
(と一応のご報告)
上のご案内は、「第2回」のご案内です。
第2回のテーマは「声」。
「”伝わる力”の根っこにあるものは−声をめぐる冒険」
と題して、あれこれ楽しもうかなと。
(詳細は上の写真を大きくしてご覧ください)
で、これを作りながらふと思い出したのは、
「声は『越ゆ』」
と言った安田登氏の言葉なのですよね。
(能楽師・日本の伝統的身体技術を通して、
コミュニケーション力や生活の力を鍛える著書、多数)
声は自分を「どこか、越えたところ」へ連れていく。
「声の可動域を広げる」
とわたしは、よく表現するんですが。
「自分の声は、こう」
「自分は大きな声は出せない」
「自分の声はこんなもん」
…
「出て当たり前」なものであり、
生まれてからずーっと、同じ声を出して
「その状態」でいるので、
自分の声について、疑う人はほぼ、いない。
そして「(全く違う、さらなる)大きな世界」がある、ということも
想像がつかない。
けれど、
「声の可動域」が広がった人は、
人生が変わる、ような氣が実はするのです。
(豪語してしまったな、と少し緊張しつつ。
けれど、少なくともわたしはそうだったなと。
そして受講生さんにも、
人生、とまではいかないかもですが
「上司に言えなかったことが言えるようになりました」
などなど、様々な「変化」の訪れた人が結構いたように思います)
声は、身体を共鳴版として出すものなので、
「声が変わる=身体が変わる=心の状態が変わる」
と、そういうことになるんだろう、
と思います。
昔、自分の声が変わった時。
自分の身体がぐん、と振動して、目の前の「グレーの壁」がバリバリと崩れ、
美しい極彩色の世界が実は目の前に広がっていたことに氣がづいた。
あの時の感覚と、感動は、今も身体に刻まれているなあと。
上記のワークショプ。
もちろん、「伝える」「伝わる」ための
いろんなスキルをやる予定ですが、
その根っこには、
「声は、越ゆ」
をしっかりとわたし自身の身体に抱きつつ、
そういう時間にできたら、と思っています。
(今回は3時間ですので、
どこまで行けるかなー、と思いつつ)
お知らせ(告知)でした。
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