「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

「9月13日『under25のための声のワークショップinくまもと』を開催します」

  
高校の頃、学校の文化祭の劇に一度出たことがあります。
その時の声が出なかったことといったら。
声を出そうとすればするほど喉に力が入って、喉が絞られて全然出ない。
今思えば、年齢独特なものもあったのでしょうか。
全身ガチガチで、何かと闘っているあの年の頃独特の。

その後、いくつかの体験を経て
自分の声が場に波となってわ~っと広がった瞬間の、その感覚は、
今でもはっきりと覚えています。
自分の中の何かがはじけて解けて広がる感覚と言いましょうか。
言葉にするなら「自分、解禁!」みたいな感じ。

思えばわたしにとって
「自分自身の人生を生きる」ということと「声が出るようになった」プロセスは
ぴったりと重なっているなあ、とあらためて思います。

さて
今回の企画は一人の「表現のプロ」を志す女の子との出会いがきっかけで生まれています。

彼女がやっていることは、声を必要とすることではないのです。
けれど、なんだか声が小さいのが気になる。
彼女はこれから、それこそ、自由自在に、場の空気を一気に塗り替えるような、
その場にいる人の深い魂までも揺り動かすような、
そんな「表現」の世界を目指すはずなのだけど。
このエネルギーで大丈夫かな?と。

彼女の遠慮がちな声と呼吸から
「まっすぐに自分を伝える」ことへの小さな不安ととまどいと、
そして「ホントはそうしたいんだ!」という
彼女自身も気づいていないかもしれない願いを感じながら
ああ、彼女と一緒にワークショップしたいな、と思ったのでした。
その根っこには、
かつて大きな声が出なかった…というか気持ちも願いも、何も伝えることが出来なかった
若いころの自分の姿と、少しだけリンクしているかもしれません。

✿くわしくはこちらへ

今回、
対象は16歳から25歳。
声という切り口を使って、「伝える力」について
土台の力とエネルギーに揺さぶりをかけ開いていきます。
知識に加えて
「体を目覚めさせる」ことによってのみ得られる感覚であり、体験を味わいます。
まあ、何より味わってほしいのは
「体を響かせ、子どもに帰ったみたいに声を出す」ことの快感、なのですが。
自分からこんなにあふれ出るエネルギー。
これは、本当にちょっと世界が変わるような体験です。

今、まさに人前に立って「伝える」「人を動かす」ことをしている人。
例えば、学校や幼稚園の先生や
それに、これからそのようなことを仕事にしたい人、などにはきっと
即役立つものとなると思います。

そして何より
今の自身のコミュニケーションについて変えたい方。
さらなる小さな一歩を踏み出してみたい方にとって、きっとひとつ、
新しい世界が見えてくるような体験となることでしょう。

声を通して…
体を起こせ。
自分を起こせ。
世界が「あなたの本当の声」を待っている。

これから
自分自身をただ存分に鳴り響かせて生きる若い人たちへ。
初、under25のための声のワークショップです。

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◆コミュニケーションに必要な「身体センサー」があなたにはある?
◆「やる気」と声の密接な関係。
◆就職、面接…知っていると知らないでは大きな差が出る「声の話」。

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✿こんな方に✿

✱声が小さいといわれる人
✱声が通らないと思っている人
✱大勢の前で話すとき、なんとなく場がまとまらないと感じる人
✱人前で話をすることが多いが、それをあまり得意でないと感じる方。
✱ これから人の前で話す仕事につきたいと思っている方

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◆日時 9月13日(日) 13時30~16時45分
◆所  熊本市男女共同参画センターはあもにい
      (熊本市中央区3丁目3番10号 096-345-2550)
◆16歳~25歳対象

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