「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

「キンロウカンシャノヒ」って美しいか?語感の話。

 

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今日、11月23日はもともとは「新嘗祭(にいなめさい)」です。

 

昔からなぜか「村まつり」という童謡が大好きだったんですが、つまり、それですね。

天皇(おおきみ)を中心とした日本中の「収穫祭」。

 

 

 

『新嘗祭とは五穀豊穣の収穫祭にあたり、新嘗の「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走を意味し、天照大御神はじめ天神地祇(てんじんちぎ すべての神々)に初穂をお供えして、天皇陛下自らも初穂を召し上がり、神様の恵みによって初穂を得たことを感謝するお祭りです』

http://jpnculture.net/kannamesai-niinamesai/

 

 

 

春に苗を植え、手をかけ、心をかけ、長い時を経て、今年もたわわに穂が実る。

…その嬉しさ、有難さは今よりきっとずっと日本人の身体にしみこんでいたことでしょう。

米は日本人の命をつなぐもの、そのものでしたから。

皆で神様に感謝をお伝えするっきゃない!

歌って踊るっきゃない!

というその氣持ち、よ~くわかります^^。

 

新嘗祭というのは、

私たち日本人と自然、宇宙を

今よりずっとしっかりと結びつけるものであったような氣がします。

 

 

 

 

この「新嘗祭」。

御多分に漏れず、

GHQの「日本人の心も身体も骨抜きにしちゃうぞ」政策によって神道から切り離され

「勤労感謝の日」なるものになりました。

個人的には、この名前に「美しさ」を感じません。

日本語の音感としてどうなの?と思うわけです。

なんとも人為的なゴツゴツ、ぎくしゃくした肌触りです。

「にいなめさい」のほうがずっと美しい!

そして、美、なきところに真・善なし、というのが個人的な感覚です。

 

 

 

語感、つまり、「音の響き」というものはとても重要で

人の体感覚に(つまりひとつひとつの細胞に)大きな影響を与えます。

波動ですから。

(試しに「キンロウカンシャノヒ」って何度も言ってみてください。

なんの高揚も心地よさも感じないですし【わたしはだんだん身体が重苦しくなります】)

 

人の細胞は、言葉の持つ固有の波動に容易に共鳴します。

ですから

日々耳に、身体に入れ続ける「言葉」は

「美しい」「心地よい」響きであることが本当に重要です。
(言葉を発する意図=声、もそうですが)

 

 

 

話がそれました。

言い換えれば、今日は約70年前

日本人の大自然への畏敬の心、敬いの心、「自然とともにあるあり方」が

本来の言葉の持つ意味、感覚とともに、ひとつ、切り離された日

ということもできるでしょう。

 

 

 

 

 

『勤労感謝の日 本当の意味』

http://haigyo.net/orange/?p=6553

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