ただ今、5人姉弟の姪っ子の上から2番目が世界一周旅行中なんですが
途中の国で
「ハンモック買ったよ!」
と嬉しそうに姉弟専用ラインにアップしていた…
と姉(彼女らの母です)から聞き。
なんでも彼女、それから地元にいる三女、ともに「ゲストハウス」をやりたいらしく、
そのためのハンモック?のうわさあり(笑)
長女は実家で菓子工房兼カフェをやっているので
そのうち何かからんでいくのかな…と思ったり。
末っ子の四女は伝統工芸の道に進みたいらしく
奈良のそちら系の大学への進学目指して受験勉強真っ最中です。
まあ、
みんな見事に「好きなこと」に向かってまっしぐらだなあ~
と思うわけです。
普通に「世間」との間でみなが人生で悩むようなことをしっかりと悩みつつも
自分の中にはためく一筋の「旗」
自分の中でなり続けるベルの音
もしくは
どんなに衝撃を与えても、必ず「ある一つの方向」を指し示し続ける羅針盤の針
をしっかりとキャッチし
OKを出し
自分の人生にそれをもたらすぞ、という意思、そこに迷いはありません。
この子たちの親(わたしの姉)がとにかく「自由自在の人」なので
子どもがさらにそうなるのは当たり前だな~
くらいに思っていたんですが
「身体」という言葉がふっと浮かんできたのは今朝。
セッションで、クライアントさんが自分のお子さんについて
「今は知識よりとにかくいろいろな感覚を身体でしっかり味わってほしい。
だから、いろいろな体験をさせてあげている」
とおっしゃっていたのを聞き。
姉夫婦は専業農家で
小さい頃から大人顔負けの手伝いをして育ってきた子たちなので
自然ど真ん中で身体を使ってきた子たちであることは間違いないんですが
浮かんだのは、厩の光景。
「昔は厩の2階の囲炉裏で、しょっちゅうたくさんの人たちが来て
あそこでご飯を食べて遅くまで語り合ったりしてたんだよ。
古くなったんだけど『絶対壊すな』というのは5人の子どもたちなんだよ」(姉、談)
姉の家はよく農業研修生を受け入れていたので
それこそ海外からも研修生が来ていたものでした。
揺れる火。温度。煙の香り。
囲炉裏の周りでいつもよりずっと楽しげな顔で、声で弾む大人たちの笑顔。
土の香り。
…この子たちの「幸福」「何を幸せと思うか」という価値観は
肌触りや、においや、それとくっついた「ワクワク感」と直結して刻まれている
と思ったのでした。
それはまさに「幸せへの羅針盤」。
そして、それは揺らぐことなく、彼らを導くのだ、と。
う~ん
今日はなんだかまとまりませんが
「自分にとっての幸せ」
「自分にとっての『これ!』」
は、すべて身体が知っている。
頭ではなく、身体が、という感じでしょうか。
迷ったら、身体に聴け。
そして、ちゃんと身体との回路をつなげて、開いておくことも大切。
身体と仲良く!五感と仲良く!
※「伝える」という場面においても五感は大切かつ強力な「道しるべ」です。
自分の身体感覚から出た言葉こそが『頭での理解』を超えて、相手の身体レベルにまで深く染み入り、相手の心を(人生を)動かす可能性が高まるから、です。
これをわたしは「言葉と自分を結びつける」と呼んでいます。
自分の身体感覚と遊離した言葉は、どんなにそれが美しい言葉でも相手の中に入りません。上をす~っと滑っていく感じ?でしょうか。
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