11月6日
「子どもの自由な創造性を育てるために~YES AND!な大人になるワークショップinくまもと」
無事終了いたしました。
ご参加下さいました皆様方、本当にありがとうございました。
始まってすぐに感じたことはまず
「…さすが!」
ということでしょうか。
皆様、表現することをお仕事としていらっしゃるだけあって
ちょっとしたアイコンタクトなど、「空間を繋いでいく」
その波長がとても細やかでいらっしゃる。
(皆様、ピアノやリトミックの先生でいらっしゃいました)
そんな皆様方も
ゲームが進んでゆくに従って、次第に「焦り」が出ていらっしゃる。
「ちゃんとしなきゃ」
「うまく」
「失敗しないように!」
…当たり前のことですね。
その瞬間こそ、「自分を発見する時」です。
その瞬間を味わっていただくために、いろいろこちらは画策(笑)してくるわけですから。
自分の体が反応する。心が反応する。
頭で思うとおりにいかない!
その瞬間にわたしたちは多くのことを発見します。
ワークショップのご感想はこちら。
(写真はシェア中のみなさま)
「『受け取ること』は『受け入れること』とは違う。
第一段階である「うけとる」ことさえ親(大人)としての人生の経験から
子ども達や周りの人々に対して拒否することが多かったのですが
自分の感覚とは違う人と接することで
自分の感覚しか受け入れなかった狭い自分を認められるようになりました。
今日のワークショップは、それをはるかに超える真逆なことでも受け取り
発想の転換をトレーニングするものでした。
ネガティブからポジティブに人生を転換する希望のある世界でした。
楽しかったです!」
「本日は本当にありがとうございました。
自分を開放することが出来ました。
そして、自分の習慣(考え方)が見えました。
そのことを、自分はイヤだと思っていても、受け止めていただくことが出来て
幸せな気分になりました。
やっているつもりでしたが、『せっかち』が出てしまうので…
まずは、落ち着いて『YES!』と言います!」
「コミュニケーション力は、自分の思考、行動の癖があっても
鍛えることが出来るんだ、ということを
体験させていただきました。
自分の置かれた場所やその時でのleaderやreaderの役割も
日常生活でも意識できると楽しめそうだし
何よりプラス思考で発信受信ができると幸せで、人生前に進みますね。
日々の仕事や家庭生活で…何気なくやっていることを見つめ直そう、と思いました」
「本日は素敵な時間をありがとうございました。
日頃のコミュニケーション、自分なりに頑張っているつもりでしたが
まず、しっかり受け取る、ということが足りず
自分からの発信に一生懸命になっていた、と気づきました。
私にとって、とても大切なことを教わり、ありがたいです。
まずは家族間のコミュニケーションから大切にしていこうと思います。
いろんなことに少しでも自信をもちながら楽しく生活して行きたいです」
「今日は楽しい体験をありがとうございました。
楽しいものをするからね、と聞いて、よくわからないものの
楽しいなら参加しよう、という感じでした。
生きてきた中でのなんとなくのコミュニケーション。
あたりまえなんだけどそうじゃない。
きちんと向き合うことの大切さが様々な活動の中でわかりました。
『イエス アンド!』。いいなあ、と思いました。
「はい!」というと、受け入れなくっちゃいけない、と思っていましたが
まずは手のひらに乗せて、それから考えればいい。
これが出来る人間になりたいなあを思いました。
そうしたら、もっと大人になれるはずです」
☆彡☆彡☆彡
インプロのワークショップを見ていて思うのは
「思い出す」プロセスだ、ということ。
ちょっと変ですが「垢を落としている」プロセス、といいますか。
ゆとりをもって
ただその場に、しっかりといることができたなら。
相手をよく見て、相手の呼吸を感じていたならば
きっと自然にできていること
~相手の目を見る。
~よく観察する。
~笑う。
~待つ。
そんなことが
いつの間にかできなくなっているわたしたち。
それを
身体を動かすシンプルなコミュニケーションの体験を通して
笑いながら、リラックスしながら
出来る「身体」に戻していく。思い出していく。
そんな時間に思えます。
さあ。
次は鹿児島公演です!
って、公演、じゃないですね。
いえ…その日のご参加のみなさまがたと描く、一回こっきりのストーリー。
今度はどんな物語が紡ぎだされるのか。
本当に楽しみです!