「声のワークショップ・ミニin鹿児島」が
4月19日に無事終了いたしました。
地元鹿児島でこの体験版をやるのが初、というなんとも不思議な順番になってしまいましたが。
写真は
最後の発表の場面です。
まるで笑い声が聞こえてきそうな
いい写真だなあと思いつつ。
ご感想を下記に。
「今日は本当に楽しかったです。
体と心がつながったような。『声』の力ってすごいなと思いました」
「声の方向を合わせることの大切さを再確認しました。
楽しくて、相手に声、思いを伝えることはどういうことかを知りました。
先生の、体もつかい、伝えている姿。励まされました。
まず、相手と向き合い、思いを素直に伝えるコツを教えていただき、
ありがとうございました。
目線をまっすぐに伝えることからはじめます!」
「声の出し方を体感することが出来ました。
お腹から出す気持ちよさを感じました。
また、相手に声を届けるために大切なことを知りました。学びの仕方もいろいろとあり…
楽しい時間でした」
「とても楽しかったです。
声を『ガチで』出すことで、こんなにも心地よくなるものなんですね。
近々合唱コンクールが計画されているので
早速生かします。
また、ゲームも学級づくりに生かしたいと思います」
「自分と向き合う時間にもなり、濃い時間でした。
いろんなワーク一つ一つが楽しくもあり、ついつい自分の癖に注目してしまい
苦笑いすることもしばしばでした。
できれば、何らかの形で続けていきたいと思います」
「自分の声がよく響いているときと、そうでないときの差は何だろう?と思いました。
響くときの感覚をしっかりとつかんで
声を発することが出来たらと思いました。
どのワークも面白く、チームでやることの相乗効果も感じました。いい体験ができました」
「自分の中のものを表現するときの迷いや違和感
実際に声にしたときのまとまりのなさや不足感を克服したいと思っていました。
体を動かして緊張を解き、伝わるコミュニケーションに意識を置いたとき
自然と出てくるものが自分の声なんだと改めて納得しました」
メンバーはさまざま。
男性、女性。
30代~50代。
お仕事も、福祉関係、教育関係、それにコーチやヒーラーさんと多岐にわたり。
ウォーミングアップ。
さらに
自分の声と向き合うという時間を経て
発声。
そして「発表」と。
これだけを走ってゆくのにたった3時間というのはとても短いのですが
それでも皆さん
体験の中でそれぞれ発見していただいたことがあったようで
とても嬉しく思いました。
さらに
「場や相手に伝わる声と言葉、表現、語り、ということにおいて
あなたが『さらにこうなりたい』と思っているテーマはありますか?」
ということもお聞きしてみました。
「声に力がないと感じているので
力のある声になりたいと思っています」
「自分の心の奥から湧き出るような感覚をもっと体験出来たら『自信』につながるような気がします」
「美しい発音、美しい日本語」
「自分の考えに自信を持ち、伝えることが出来るようになりたいです」
「深くしみる声になりたいです」
「お客様に。相手にひびきを伝えられるようになりたいです」
「あいさつひとつで相手に気づき、癒しのきっかけを届けることが出来たらと思います。
『場を掴む』話が出来たらと思います」
「自分の表現を通して、人を惹きつけるようなコミュニケーションをとりたい」
皆さん、
言葉は違えど「伝えたい」と。
自分自身を伝えたい!と。
そうおっしゃっていらっしゃるのだな、と思います。
それはとりもなおさず
「生きる」ことそのものだから。
自分の生まれてきた意味を知り
自分の本質を
掛け値なしの「自分自身」を余すところなく世界に響かせ
表現する。
「表現」というと、何か特別なこと、
誰か、特別な人がするものなのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
そうではありません。
あなたがそこにいること。
そこに立ち、息をしている。
そのあなたから醸し出される「何か」。
それは、たとえ言葉はなくとも、静かに広がり
そして世界に影響を与えています。
人は、生きていることイコール、もはやいやおうなしに表現をしている、のです。
声と言葉と、自分の身から出る「表現」を探求するという、この誰にでもあるシンプルな側面は
ある人にとっては
「より良いコミュニケーション」
という
皆さん自身の生活を潤す最も身近な切り口であり
そしてまた、ある人にとっては
「いかに生きるか」
という自分のゆるがぬ軸を
鋼のように鍛え上げる珠玉の時間となるものなのだろうなと
この旅を共にした、多くの方々を見ていていつも思います。