散歩コースにある桜も
今七分咲き。
見頃です。
しばらく歩いているうちに
日が暮れてきて
枝の向こうに月が。
週末はお花見です(書きつつ顔がほころぶ)
ちなみに、以前お花見を「日本中で一斉に行う『まつり』」と書きましたが
本来お花見とは「神事」だったのだそう。
「田植えがはじまる頃の咲く桜は神のヨリシロとされ
長く咲く年は豊作とされた。
サは聖なる穀霊、クラは神座の意。
『花見』とは単なる遊興ではなく、山の神を田の神として迎える
神聖な行事であった」
(旧暦カレンダー「旧暦日々是好日」より)
「まつり」というところに
「祀る」という意味を込めて書いていましたので
あながち間違いではなかったということですね。
神事。
せっかくなので
この時くらいはいつもより意識してみよう、と思いました。
自然の営みに敬意を表しよう。
自然の一部としてあることの不思議と喜びをしっかりと感じよう。
今年もこうして花をとともに時を過ごせることに感謝しよう。
大切な人たちと花の下、集えるそのことに感謝しよう。
そして
この花の日本中を覆うふわりとしたエネルギーの力を借りてみんなで祈ろう。
傷ついている場所には癒しを。
前に進む力を。
そしてすべての物事、人の心に穏やかな調和を。
今年も
いいお花見になりそうです。
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