昨日から京都に来ています。
気分を切り替えて
冬に向けてのエネルギーを蓄える時間にしたいなあと思い立ち
やってきました。
昨日は雨。
午後、到着してから街を少し歩いてまわって
近くの西本願寺などにいき
それは美しく黄色に染まったイチョウの巨木など見たのですが
どうも盛り上がらない。
頭がというか身体が切り替わらないのです。
「せっかく来たのに、悲しいなあ」
などなど思いつつ
夕べは布団にもぐりこみました。
そして先ほど。
夜のしじまに響く「ごおぉおお~ん・・・」
という音で目覚めました。
真っ暗闇の空に
間をおいて、静かに響き渡る鐘の音。
今まできいたことのない、大きな、深い響きの鐘の音でした。
(そう、実家で大晦日に聞く近所のお寺の「カ~ン」とは違う感じです)
ああ、京都だ。
と、やっと思いました。
頭の中がリセットされた気がしました。
「響き」っていいものですね。
身体の奥まで染みてきます。