先月研修させていただいた
鹿児島は指宿市の観光協会様から
こんなよきものをいただきました。
旗です。
80×120くらいでしょうか。
それに
この篤姫が背中に入ったガイドさんたちの制服も。
旗っていいなあ、と思います。
なぜか、わくわくするというか、高揚する。(わたしだけでしょうか)
そういえば、昔学校にいた頃
体育祭のときに「クラスの旗」というのを必ず作るイベントをする学校がありました。
クラスの色(赤組か、白組か)の地の色の布に
自分たちで考えたデザインで絵をかいて、色を塗って仕上げます。
(最後に受け持ったクラスの旗、実はまだ大切にもっているのですよね。
ポスターカラーで塗ってあるので、もうゴワゴワになってしまって
しかもところどころカビたりしているんですが・・・捨てることはできませんねえ)
図柄は
何人かの子がデザイン画を書いて
その中からクラスみんなで投票で選んで一番になったものでした。
炎が燃えている構図になっています。
(今思えば熱い絵です^^)
そして
体育祭のときは、この旗を振って応援!
そのあと、何かイベントがあるたびごとに、体育館に全24クラスの旗が
ずら~っと、並べて張り出されるものでした。
自分のクラスの生徒達がつくった旗を見ると、そのたびに
なんとなく嬉しいような、誇らしいような気持ちになったことを覚えています。
今、自分がすべてを一人でやっているからか
同じ旗の下に集まって何かをしている人たちを見ると、少しだけうらやましくなることがあります。
といいますか
その旗のもとに集おう!その旗をだれかといっしょに掲げよう!と思える
仲間に出会っているということがうらやましいという感じでしょうか。
ここまで書いていて思ったのですが
旗を見ると
自分の中にも幾度かあった、あの
「かけがえのない仲間達と旗をかついで疾走していた」ときの感覚が
蘇ってくるんですね。
なので、ワクワクするのですね。
さて
みなさんには今「誇れる旗」がありますか?
それをともに掲げる仲間はいますか?
話は飛びますが
若い方々へのコミュニケーション講座をしていて思うことは
そういう体験が一度もないという人が増えている、ということです。
「つながった」体験は、自分への確たる信頼感や
人への信頼感を築く根っこになるような気がするのですが、それが、ない。
個人的には、人生に一度くらいは「仲間と旗を…」の体験があったほうが絶対いいと
思っている人間なので、なんだか寂しいなあと思うことしきりです。