ひょんなことからお神輿の話になりまして
目の前に「担いだことがある」という人が2人。
(男みこしと女みこし、それぞれ)
まずは
「本当に、重い」(2人の心からの声)
「あの重さを肩に感じた瞬間、『ああ、これは本当に心を入れて(性根をすえて、だったかな)
担がないといけないんだ』と思ったんですよね。
だから、御神輿は軽くちゃダメです!」
と彼女、断言。
(へえ~、そうなんだ~、何となくわかるような気がする、とわたし)
そして男性。
「35人くらいで担いでいるときにね(重さ一トンです)
明らかに、5人くらい担いでないだろ!、
というくらい重く感じる瞬間があるんです。
もう投げ出したくなる。
そのときに、逃げちゃダメなんです!」
「そういう時こそ、肩をぐっと!(と、彼はここで何回も、実際にぐっと肩を入れる仕草をしながら)
入れて、担ぐんです。そうすると…」
そうすると…
そうすると…
「そのときに、家族の幸せでも、商売繁盛でも、まあなんでもいいんですけどね。
聞き届けられるみたいですよ」
その瞬間、「耳痛っ!」と思ったんでした。
最近、数人でとあることをやっていて、
明らかに「おいっ、誰か神輿、担いでないでしょ!(重いんだけど!)」
と思うことがあったのです。
わたしがそう感じたとして、別にそこで怒ったり、人を非難したりする筋合いのものではなく、
そういうときこそさらにぐっと肩を入れて神輿を担げばいいのだ。
と気がづいたのでした。