最近行きだしたカフェで、
昨日、ものすごく感じのいいスタッフさんと友達になりました。
いつもと場の空氣が全く違っていたので「…店長さんですか?」
と聞いてしまったのがきっかけ。
たった一人の人間の動き、氣の配り方で、
空間の雰囲氣は面白いくらい変わるもんだといつも思います。
そういう人の特徴はというと、言葉では言い表しにくいんですが
「全身がオープン」なんですよね。
そう、身体が常に温まっている。反応がいい。
(コピー機のスリープ状態の「逆」)
例えば、カフェのドアを開けるその前に、もう目が合ってしまう。
そうすると「ウェルカム!」の表情でニコッと目を細めて口角をあげてくれる、
みたいな。
『あなたに氣がついています。あなたをちゃんと見ています』
それが伝わる全ての行動(言葉含む)が「承認」。
これが、
コミュニケーションにおける「承認」の定義なんですが、
(どう褒めるか、という狭いところではなく)
ことさら学ばなくても、
「自然と、初めから卓越している人」
というのがいます。まさに「ネイティブ」!
動きの軽やかさ。
声の適度な張り。
リラックスした自然な立ち姿
(心身に緊張が少ないんでしょう。緊張は周りに伝染しますんで)
目の輝き。
そして、ほんのちょっとした「言葉かけ」の多さ
…
わたしが今まで出会った「ネイティブ」は、
みな、そういう特徴がありました。
皆、惚れ惚れするくらいそれぞれの「爽やかなリズム」があって、
仕事が「普通」を超えて、
「ものすごく出来る」のもみな共通でした。
その人といるだけで、
こちらのエネルギーも上がってくる。
その人を好きになるのはもちろん、
その人のためにも頑張ろうと思える。
みんな、そういう人でした。
さて、
わたし自身は「自分はネイティブではない」。
ことをしっかり自覚しているわけですが、
遥か昔。
何はなくとも、自分の周りの人たち
一番大切な人たちに、自分もこうできたら、
どんなにいいだろう、
と、
初めてこれらに触れた時に(しょうにん、っていうんだ〜、と)
切なる願いを抱いたことを、
明日のセミナーの準備をしながら、あたらめて、
結構新鮮に思い出しています。
人の心に火を灯せる人。
ああ、わたしは「大切な一人」なんだ、と人に感じさせることができる人。
本当に、「何はなくとも」、
と思うのです。
(そこのカフェのティーポットはこんな感じ?)