いつも訪れてくださっているみなさま
新年あけましておめでとうございます。
どんなお正月をお過ごしでしょうか。
ニュースでもちょっと出ましたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
鹿児島は30日から雪。
だいぶ積もりました。
これだけ積もれば鹿児島市内ではもはや大雪です。
近所の子どもたちの歓声に誘われて
わたしも徒歩で買い物に出かけました。
(車道はちゃんと通行可能だったのですが
こんな日に車なんてもったいないと)
いつも15分でつくスーパーまで歩いたのですが
途中
空き地の未踏の積雪には押し入って足跡をつけ
塀の上の雪はずず~っと手で落としながら歩き
吹き溜まりには足を突っ込んで深さを確認し…
とやっていたので、たっぷり30分以上かかってしまいました。
雪は相変わらず降り続き
傘もささなければ歩けないのでたくさんの荷物は持ちたくありません。
みかんとチーズだけ買って、帰途につきました。
歩きながら
小さいころのことを思い出していました。
小学校の1年か2年の頃だったでしょうか。
もっとたくさんの雪が降って
家の前の広い芝の庭が真っ白になりました。
音が一つもしない真っ白な庭に一人で出てみました。
なんの跡形もついていない。何をしても自由。
で
恐る恐る膝をついて、雪に顔を押し付けてみたんでした。何度も何度も。
きっと、雪をしっかり感じたかったのかな、と思うんですけれど。
手はかじかんで感覚がないし
靴と靴下を脱ぐのは面倒くさい。となると顔しか残ってない。
あのころは、なんでも今よりもっとしっかりと五感で感じていたように思います。
目の前にあるものをもっとしっかり見ていたような気がします。
なんのために感じるのか、というようなことではなく
感じること自体が喜びであり、生きていることそのものだった気がします。
今年は
シンプルな「感じる喜び」を自分にたくさん与える一年に。
そして
もっと五感を研ぎ澄まして
さらによい仕事をしたいと思っています。
これまでご縁のありました大切な皆様
そして、今年お目にかかるであろう大切な皆様
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
みなさまにとっても、よき一年でありますように!