七月は
毎晩、鹿児島の街のどこかでお祭りを
やっています。
「六月灯」
(鹿児島弁で「ろっがっどー」)
と呼ばれる神社ごとの祭りです。
ここは、うちの近くにある中では、とても気に入っている神社です。
「県社 鹿児島神社」
六月灯は風情が命!
(わたしの中の勝手な基準^^)
この小さな小さな神社。境内を横に歩いてもわずか十数歩のこじんまりとした
神社なのです。
そして、六月灯。
灯篭の数も出店の数もそう多くはないんですが
でも、とてもこじんまりとして、本来の「祭り」のココロが味わえそうな
感じがあります。
境内横には樹齢400年の木もそびえ立っている。
(400年だったかな?違ったらごめんなさい!明日もう一回見てこようかな)
六月灯というこの行事は、島津19代藩主久光公が、新昌院(現新照院町)に観音堂を
建てた際、旧6月18日に沿道に灯篭を掲げたのがはじまりなのだそう。
今日、ひさしぶりにお参りしたら
灯篭を下げる竹がはりめぐらされて
夕刻の境内は、静かな中にも祭りを待つ風情。
「祭りのあとの寂しさ」の逆で
しんとしずまりかえっているんですけれど
なんだかつつましやかな高揚感を感じます。
この竹にたくさんの灯篭が下げられます。
絵は、近所の子供達が書いたものなどさまざま。
浴衣に灯篭
出店のオレンジ色の明るい光
七月が来ると、31日、全部の六月灯に
いけるわけでもないのに
なんだか毎晩気持ちが浮き足立ってしまいます。
ところでこの鹿児島神社の六月灯は
いつなんだろう。
今日、神主さんと挨拶を交わしたのですが
聞いてくるのを忘れてしまいました。
明日、聞きに行かなくては。