大掃除に取り掛かる気にならない。どうしたらいいの?

 

 

 

 

 

そろそろテレビで、
「大掃除のしかた」(水垢はこうとる、とか、網戸はこう掃除する、ですとか)

の特集が出だしましたが、

そんな中、
「大掃除に取り掛かるの自体が大変。どうしたら取り掛かれる?」

 

という質問があって、
「いい質問だなあ〜(笑)
→(ほんとにそうだよね。本質ついてる)」
とおかしくなったのですけど、

 

 

その時フッと思いついた答えが下記。
「『赤ちゃんの一歩』で、自分を騙せ」

 

 

 

 

NLP(神経言語プログラミング)で、
よく「ベイビーステップ」という言葉を使うんですが。
それです。

 

 

 

人は基本、変わりたくない生き物。
大きく変化することをなんであれ嫌う。
人の奥深く、無意識の中にある、
強固な「ホメオスタシス」。
(変化は危険!守ろう、変わらないでいよう、現状を維持しよう、の機能)

 

 

 

いきなり、大きく、

 

「さあやるぞ!」
「ががっと一気にやるぞ、磨くぞ、捨てるぞ、整理するぞ!=変わるぞ、変えるぞ」

 

 

 

と動こうとするとき、
それと同じくらいに無意識下で、
それを止める「ブレーキ」も出てくる。

 

 

 

 

ですので、
「無意識が気づかないくらい」に
小さな、小さな変化から始めるといい。
(これがつまり、赤ちゃんの一歩、ベイビーステップ、ということ)

無意識をだます。

 

 

「え?全然動いてないよ〜(笑)変化してないよ〜(笑)」
と。

 

 

 

ジリジリとそれが(ベイビーステップが)静かに積み重なっていくと、
気づくとそれが大きな変化になっている。

 

 

 

今年、たまたま、まさに「ベイビーステップ方式」で
大掃除を、とも思わないままになんとなく掃除を始めていたものですから、
(朝、窓ガラスを一枚だけ、ですとか、小さな引き出し一段分の不用品廃棄、といった感じで)

書いてみました。

 

 

「スッキリ感」「出来た感」が少しづつ積み重なって、弾みがついて、
掃除へのやる気が静かに盛り上がってきているのを、
今、まさに体験中。

 

 

 

 

そしてこの「ベイビーステップ」方式、
もちろん掃除以外にも、いろんな場面で使えます。

 

 

 

世の中は簡単で単純でシンプルでいいー年末の大掃除と共に、自分の中も絶賛大掃除中ー

 

 

 

 

今年は結構早くに大掃除を始めてしまい、
ただいま家の中が散れに散れてしまっているんですが、
(開かずの押し入れとかに手をつけてしまうと、そうなる)

並行して、
「自分の中身」も絶賛大掃除中です。

 

 

 

 

 

昨日、自身のセッションで、
(わたしがメンターから受けるコーチングセッション、の意)

 

 

『かんたんな方法じゃダメだ』

ー簡単にうまくいくはずがない。
ー自分で考え、難しい課題をクリアしてこそうまくいく。
ー全て自分で頑張らないと欲しいものは手に入らない。

 

 

という考え方の「癖」(信念)
を、根強く、根深く、後生大事に持っていた、

 

ということを発見して、大いに驚いたところです。
(PCに向かって「それです!それそれ!」と叫んでしまったくらいに)

 

 

 

 

けれどまあ。

思い返してみると、むべなるかな、なんですよね。
しようがないよね(それしかやり方、知らなかったよね)
という諸々の「歴史」があるわけで。

(こういうのって、みなさんにも何かしら、あると思うのです。
世界とはこうだ!という自分自身の「信念(考え方の癖)」を
生み出すに至った体験)

 

 

 

 

で。
めでたく、「その信念」の下、これまで相当頑張ってきた自分を、

「改めて確認し」
「認め」

そして、

「存分に感謝し、いたわる」

というプロセスを経てセッションは終了しました。
なんだかとてもラクになった。

 

 

 

 

そして今朝。
(正確にはさっき)

文章でも書こうかと、昨日のセッションメモを開けたところ、
いきなりどん、と目に飛び込んできた文が、

『かんたんな方法じゃなきゃダメだ』。

え…?
と一瞬思ったんですが。
つまり、見間違えたのです。読み間違えた。

 

 

 

 

『かんたんな方法じゃダメだ』
と自身の「ビリーフ(信念)」をメモしていたんですが、
   ↓
『かんたんな方法じゃなきゃダメだ』

 

 

と脳が認識した、と。
つまり一夜にしてわたしの無意識だか潜在意識だかが、
書き変わった、ということか?

 

 

 

 

と。(少しびっくり)

 

 

 

さて。
それによって何が起こるか…
詳しくは書きませんが、
不思議と、努力とは無縁の「棚ぼた」のような嬉しいことが起こったり、
タイミングよく情報を聞いたり…

ということが続けてあり、
(つまり、妙に世界が「簡単」になっているような(笑))

「自分の思っていることが自分に返ってくるのだなあ」

ということを静かにしみじみと実感している今日。

 

 

 

 

さて。

「この世界が自分にどんなカードを配るかは、
自分が自分自身をどう扱っているかによって決まる」

という言葉を昔、何かの本で読んだことがありますが。

 

 

 

今年1年間。さまざまに溜まった書類。
モノ。

押し入れの奥から取り出し、
目の前に広げ、確認し、精査し、手放すものは手放す。

とっておくべきものは埃をふるい、丁寧に棚に戻す。
大切なものは改めて磨き上げ、ピカピカにして、
一番使う場所に改めて置く。

 

 

 

どんなに大切にしてきたものでも、
役立ってきたものでも、
自分を助けてくれたものでも。

年月と共に必ず「変化」が訪れます。

自身の成長とともに、
もう使わなくなったり、
そぐわなくなったりすることもある。

 

 

今の、これからの、来年の自分にとって、
最も心地よく、幸せな状態に住まいやモノを整えるように。

 

 

 

「自分の内面」にある戸棚の引き出しも開けてみる。

そこに何が収められているのか?
どんなルールブックを自分は今、使っているのか?
それは有効か?
(大体、いつ作ったものなのか?)
それは今の自分の支えと助けになっているか?

 

 

 

これらの作業も、
実は、ものすごく、ものすごく「有効な」大掃除、であると感じます。
(何せ、「生きること全ての土台」ですから)

 

 

 

さて。
わたしの2023年版「マイルールブック」に書き加えたのは、

 

 

『世の中は簡単で単純でシンプルでいい』

 

 

ずっと使い慣れてきたルールの変更です。

少しの不安と、そこはかとない寂しさと。
そして、
静かな解放感を感じているところです。

 

 

 

 

 

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