「自分に戻る」ことが今、一人一人のやること。最も大切なこと

 

 

 

 

さて、セッションで話を聞いていると、みんな話していることはそれぞれなのだけど、
つまりは「ズレを戻して」自分の「中心」に戻る作業をして、
自分の「中心」を再確認して、つながって、
そして再び自分の生活に出発しているんだな、と思います。

 

 

「グリッド。
碁盤の目。
そこに一人一人が立っている。

 

が、
これまで、全員がズレていた。
自分の本来の場所から、なんらかの理由でズレた位置に立っていた。
一人がズレると、その隣も、そのまた隣も…と、
全員が押されてズレ始める。

それが今まで。

 

 

けれど、逆に、
一人が気づいて自分の位置に戻ると、周りも押されて「中心」にもどり始める。

 

みんなが『自分の位置』に戻る時代がやってきた」

 

 

 

 

 

いう内容が載った本を買ったのは30年前。
今でもとても鮮明に自分の中に刻まれています。

 

 

自分に戻る。自分を生きる。
それが一番大切で、わたしたちはそのために生きているのだ、と思います。

 

自分の本質。
自分の本来の位置。
自分の周波数。
自分のリズム。
自分が本来もつ響き。
(わたしはこの表現がとても好きで、感覚的にもしっくりくるので、昔から使っていますが)

 

 

どんな表現でもいいんですが、
そこにいる。それを生きる。
それより他にやることはないし、
それだけで、その状態で生きているだけで、
わたしたちは周りに貢献出来ているのだ、とつくづく思います。
(まあ、貢献するために生まれてきているわけではないですが)

 

 

 

 

そして、
そのために、わたしたちのような役割(仕事)のものもいるんだな、と思います。
いわば「調律の場」を作る役割。
「調律」の手伝いをする役割。
「声を聞く」ことをたすける役割。

 

 

 

 

 

今これを読んでいる忙しいあなた。
自分の調律をしっかりとしてください。
「その時間」を取ってください。

 

なるべく日々の中に小さく、細やかに散りばめてください、と。
(そのお願いを、クライアントさんにも改めてしたところです)

 

 

 

一人になって、自分に声をかける時間をとってください。
あなたが一番ほしい言葉は、
結局自分で自分にかけることでしか、
本当には満たすことができないものなのです。

 

 

 

 

 

旅人が旅の途中、ふと立ちよる

 

せんせんと清水の湧き出る泉。
柔らかい下草の生えた木漏れ日美しい木陰。
暖かい焚き火の燃える居心地よい洞窟。

 

そんな場所と時間を取ってほしいと思います。

 

 

そこで、
この世界で誰よりも大切な、最も近しい、
ずっと共に歩んできたパートナーである
「自分自身」と、ただ共にいる時間、
そして声を聞く時間、語らう時間をとってほしい、と思います。

 

 

 

全てはそこから始まる、
と思うこの秋なのですよね。
改めて。
(ざっくりですけれど)

 

 

 

 

 

(写真は、車のフロントガラスに乗っていた桜の落ち葉。
綺麗だったので、一枚だけ「お土産」と、持って出かけたところ、
知人はとても喜んでくれ。
こういうものを「美しい」と喜んでくれる感性がとても嬉しかったんでした)

 

 

来年へ向けて–まず自分が今年「得たもの」について思いを巡らす

 

 

 

 

 

メンターコーチから、

 

「公子ちゃん(と、彼女はそうわたしを呼ぶ)

自分が意識してないだけで、
いとも簡単に(意図しただけで)手に入れているもの、
たくさんあると思うよ」

 

 

と言われ、
そういえばそうかな、と思ったのでした。

 

 

 

本当に、「意識して」ちゃんとそういうことは考えないと、

ついつい、

「ないもの」
(あれがない。これがない。これがまだだ。手に入っていない)

の方に意識が向きがちになってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、昨日、12月1日。
(ちなみに、滅多にないことに、11月中から小さくあちこち掃除を始め、
なんと!年賀状も作成を始めている今年←わたしにはすごいことです)

 

 

 

改めて、姿勢を正し、しっかりと座り、

「それ」

について考えてみることに。

 

そうすると、正直…あまり出て来ないことに愕然としているところです。
(ない、のではなくて、いかに「忘れてしまうのか」ということに。
もしくは「当たり前」の箱に入れてしまっていることに)

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、絶対に忘れられない思い出の一つ、
について書いてみることにします。

と思ったのだけど、書いていて恥ずかしくなったので、これは消してしまいました。
(やっぱりこれは宝物なので、自分の心のうちだけにとどめておこう、と)

 

 

 

 

 

 

けれど、「それ」は。

 

自分が最高に楽しんでいて、
全てを忘れて(人の目がどう、とか)
全身全霊で味わって、喜んでいる時。

まるで、細胞がどんどこと音を立てて、祭り太鼓を奏でているような感覚の時、
思いもかけないところから降ってくる、という

 

 

 

「自分自身の『うまくいっているパターン』」

 

 

 

だけは、しっかりと再確認することができました。

 

 

 

そうやってわたしは、
たくさんの人と出会い、
よきものと出会い、
素晴らしい体験をたくさんしてきた。

 

(堂々と書いてみましたが、こういうことは、自分で認めて、
自分で「そうだ」と認定しないと、本当に、「なきもの」とか
「大したことないもの」になってしまうのです!)

 

 

 

 

 

 

 

さて。
もうすぐ今年も終わります。
来る年、

 

「何をしよう」
「これをやりたい」
「こんな一年に」

 

あれこれと考えたり、書いたりしてらっしゃる方、多いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

その前に、
「今年(これまで、でもいいですし)自分にするりともたらされたもの」
「今年(同上)自分の元にやってきた素敵なもの、素晴らしいもの」

 

 

 

 

 

 

について、改めて思いを巡らせてみるものいいのでは、
と思います。

そこには、自分自身の「方向性」(うまくいっているときの形)が刻まれている。

 

 

 

 

 

その「形」を明確にして。

 

(「結局、自分はこの形なんだな」
「無理しても意味ないやん」
「自分でないことをやっても意味ないな」
「迷ったらここに戻ればいいのね」などなど…←わたしの中に今、起こっている声)

 

 

 

 

 

 

そして来年へと進んでいくというプロセス(一段階)を持つ。
これは、なかなかに有効なことなのではと感じているところです。

 

 

*  *  *  *  *

 

 

写真は「前田コーヒー」。
京都文化博物館の中庭にある、「いい感じのカフェ」でした。
エスプレッソに牛乳を混ぜると「ラテ」じゃなく、
違う名前になるんですが、なんですっけ。

 

 

 

 

この地球上に、誰一人として「同じ人」はいないと改めて実感する。 例え同じことをやったとしても、全く違うものが出来上がるのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウエディングプロデュースの会社にいた頃の話なんですが。
当時流行り始めていた「人前挙式」の台本を、
近隣のホテルの婚礼担当の人たちがもらいに来ていたのです。

 

「どんな風にやるのですか?」
「進行台本を下さい」

と。

 

 

 

 

 

わたしのいたプロデュース会社の社長の方針は、
「惜しげなく、全て与える(空いた空間に、また新しいものが入ってくるのだから)」。

 

 

 

 

同地域のホテルの方々にも、台本や、
その際に使う革のフランス製(だったかな?忘れた)のかっこいい署名シートや…

そんなものを全て。

 

つまり「挙式を美しく、厳かに、新郎新婦とご列席の方々、全ての心に
一生残る最高の時間と空間になるための演出を」

惜しげなくお伝えしていたと記憶している。
(今考えても本当にすごいな、と思う)

 

 

 

 

 

 

で。
いつだったか。

プロデューサーを辞めてからだったかもしれないんですが、
「見た」のですよね。どこかの式場で。

とてもそっくりな台本と進行で人前挙式をやっているところを。
その時、ちょっとびっくりしながら思ったのです。

 

「同じものをやっても、こんなにも違うものなのか」

 

と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしてこのことを思いだしたかというと、
知人がこの度、新しいことを学ぶことになりまして。

 

で、その方が、ちらっと、
「他にもやっている人はいるし、もっと早くから取り組んで、もはや形になっている人もいる。
けれど…『どうせ自分は』と言ってしまうのはもったいない」

 

 

と。
ほんとうに、その通り!(どうせなんて思う必要なし)

 

 

 

 

「これまでに様々な体験をして、いま、この瞬間にいる、という、
その『これまでの体験』込みですごいと言いますか。

あなたが今後、されることは、
それ単独ではなく、これまでのあなたの『すべて』の上に乗っかって、
構築され、これまでの全てと渾然一体となって、
ますますあなたならではの『価値』を発揮していくことになると思います」

 

 

 

とメールを送ったのですが。

 

 

 

 

 

 

世の中の1000人が1000人、同じことをしたとしても。
この世の中に形となって現れるものは全部違う。
元は同じ水でも、あなたという「地層」を通って、
唯一無二、その人だけの「ミネラル含有の水」になって滲み出てくる。

 

 

子供のころの記憶。身体に刻まれた体験。
やってきた仕事。
喜び、悲しみ。
何度となく味わってきた心震える感動の瞬間
本当の望み
そして、何より「それ」を通して、どんな思いを表現したいのか

 

全て、みんな違う。

 

 

 

 

 

こんなにも違うのに、
その「唯一無二」の「そのあなた」を通して出てくるもの、
この世界に表出されるものが、ありきたりなものであるわけがない。
そんなことあるわけがない。
そして、この世界には、

 

 

「そこがいい!」
「あなたのそれこそがツボにハマる」

 

 

 

という人たちが必ずいる。
そういう人たちと出会うことになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

例え万人「そのこと」をやっている人がいたとして、
神様は、「あなたに」「あなたの方法で」
表現してほしいのだ。
発信して欲しいのだ。

だからこそ、神様はこんなにもたくさん人間を作った。

 

 

 

 

 

 

 

 

早いもので、今年もあと少し。
2023年、何かを始めようと、少しドキドキしながら動きだしている「あなた」。
よろしければこの言葉、心の中にinしてお進みください。
(心から応援しています)

 

 

 

 

 

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