今週末はセミナーです。
春先から、コミュニケーションのスキルを、丁寧に、初歩の初歩からやる、
というものを久しぶりに開催しているんですが、
下記はその「ご案内文」。
妙にエネルギーがあるので、こちらにも載せてみます。
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このセミナーをやろうと思ったのは
「全然嬉しくない褒め言葉」
を投げかけられたことが、この2ヶ月くらいの間にあったのがきっかけなのです。
「それ、全然嬉しくない。
そもそも、目の前の私を、本当に見て言ってないよね。
なので全然入ってこない。
そういうの100人に言ってるよね」
と。
「ああ、言葉が滑りまくっているなあ〜。こりゃいかん」。
で、決めました^^
私たちは勘違いしています。
言葉を口から出すとは。
伝えるとは。
「元氣に」
「スムーズに」
「スマートに」
「勢いよく」
「かっこよく」
「氣の利いたことを」
…
そういうことではありません。
「会話が詰まるなんて恥ずかしい」
「間が空くなんて。(沈黙は)だめ」
もし、そんなふうに思っていたとしたら、
それこそが大きな勘違い。
私たちは、
学校で「国語」は習うけれど、
誰も本当に「言葉を使う」とはどういうことなのか、は教えてくれなかった。
もともと、言葉とはそんなに軽々しく「消費」していいものではないのです。
さて。今回のセミナー、コミュニケーションの技術でいうと、
「承認」
「フィードバック」
の技術を学ぶ、ということになります。
丁寧に、「承認(含む「褒める」)の初心に戻って、
自身が「見て、聞いて、感じた」
ことを、丁寧に拾い、言葉にすることから始めます。
きっと、自分がいかに毎日、
本当の意味で「見ていないか」。
「見たつもり」「聞いたつもり」で予測の上に言葉を発してるか。
本当に自分で察知したものではなく、
なんとなく「そこにあるラベルを貼る」ような感覚で、
何かを言い表していたこと、
などなど…様々なことに氣づくかもしれません。
ですが。
これは、
「生きた言葉を使う」
「本当に、自分の中から出た言葉を使う」
ことの第一歩です。
私たち日本人は『言霊の幸はう国』の住人です。
何かを表現したい人ならば、
この世界で成し遂げたいことがあるならば
(大切な人に大切なことを伝える、を含めてです)
これに取り組まなくてどうしましょう?
という氣もするのです。
・ほめ言葉が受け取ってもらえない氣がする
・日頃「こういう人にはこういう話題がいい」
(例「女の人はパフェが好き」「男の人はスポーツが好き」)
とひとくくりで思っており、そういう準備をする、話題を探す傾向がある
・「褒める」=いいことを言うことだ、と思っている
・伝わる言葉、人に届く「自分の言葉」を出せる回路を開きたい
…
あ…!
と思った方はぜひどうぞ。
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言葉は「ただ」と思っている人がいるかもしれませんが、
(いや、ほとんどいないとは思いますが)
とんでもないことです。
「一致しない」言葉は(言葉と感情/言葉と意図/言葉とエネルギー…)
自分自身も、場も汚します。
受け取る相手にダメージを与えるのはもちろんですが、
自分自身をも蝕みます。
一見美しいクリスタルのグラス。
でも、ひびが入っており、ジリジリと水が漏れ続けている…
それが
「一致しない言葉」を使っている人の様子です。
自分の生命力が漏れていく。
今日1日、自分の使う言葉に意識を向けてみてもいいかもしれません。