昨日は
指宿市雇用創造協議会さんの主催で
指宿市内の観葉部会の方々(観葉植物をつくっていらっしゃる農家さんです)とともに
コミュニケーション研修の日でした。
今回の地震があってから
わたしにとって初めてのセミナーでした。
協議会の方も、ちょっと開催を躊躇なさったそうなんですが
こんなときだからこそ!ということで開催の運びとなりました。
はじめに
ご参加のみなさまのお気持ちで
全員で今回被災された方々への黙とうをし、スタートしたのですが
わたしも「想いを伝える」をテーマとして
セミナー最後のエンディングに
世界各国の方々から送られてきている
日本への祈りと応援の映像とメッセージを準備して臨んでいましたので
はからずも
プロローグとエピローグがサンドイッチのような
ぴったりと合わせたような流れの
セミナーとなって終えることができました。
地震が起きてすぐに
友人のコーチとメールで話していたのですが
「今できることを、ますます心をこめ、愛を持って
苦難を乗り越えようとしている仲間たちに思いをはせながら
日頃の100倍良い仕事を」
と。
今、何ができるのか?
私の場合は、自分のエネルギーを使って
人が変容するためのエネルギーの流れ、うずを「場」におこすのが仕事です。
あとはそこにいるおひとりおひとりが
その人の状態に応じてそれを受け取るか、どれくらい受け取るかを決めてくださいます。
一人一人の「想い」の集合したエネルギーは強大です。
なにせ、「思った方向」へエネルギーは集まり、それを実現化していくわけですから。
今この状態において
どんな方向へのエネルギーを向ければよいのか。
日本という国の「大きな想いのエネルギー」の海の中に
どんな気持ちを注ぎ込むのか。
自分が出すエネルギーの向き、質はとても重要です。
日々
私が出会う人々は多くはありませんが
よく考えて
責任を持ってその場をつくっていきたいと思うことでした。
わたしという小さな人間が出す一滴は小さくても、それは人から人へ伝わって
大きな連鎖を生むわけで、それをしっかりと意識して、イメージして場を作っていきたいと。
セミナー終了後
観葉部の皆様から
それはそれは美しくてかっこいい植物をいただきました。
(エバーフレッシュという植物です。別名アカサヤマメノキ。おじぎ草、というとイメージできるでしょうか
夜は葉っぱが閉じて寝るのです。かわいいのです!)
その鉢をおつくりになった方が
育て方をいろいろと伝授してくださって最後にひと言
「この子をよろしくオネガイシマス」とおっしゃったのが印象に残りました。
美しい鉢や
それここまで大きくを育てるのに込めたその方の気持ちが本当にうれしく
自分の中のエネルギーがいっきにぐん、と上がった気がしたことでした。
ここで
指宿のみなさんからいただいたこのあったかいエネルギーを
また次に私が出会う方々との場で使わせてもらうんだなあと
そして、そこからまたいろんな形で広がり、染み渡っていくんだなあとしみじみ感じたことでした。