東京にいる間に
ボイストレーニングに行ったのです。
「Breavo-para(ブレイヴォーパラ)」というところの。
表参道をちょっとひっこんだところにある白くてかわいらしいスタジオでした。
1時間半の通常レッスンに
参加させていただいたのですが…
感じたことは、「本当に、声は、体を通して出てくるんだな」ということ。
(あたりまえですが)
体という、一つの楽器というか、共鳴させるものから出てくるのだということを
再体験しました。
まずは、「体をほぐす」ことから始まります。
背中の上部から、4つのポイントをペアを組んだ相手に押してもらい、そこのコリをほぐすことをします。
それぞれの箇所ごとに
「声枯れを防ぐ」
「声を飛ばす」
と、その役割があって
そこがほぐれるごとに、なんともいえない気持ちよさやリラックスした感じ
そして体の温かさを感じます。
ああ、こんなところが固まっているのでは(うまく使えていないのでは)
自分の本当の声、よき響きの声は出ないなあ…
ということが、まさに体全体のほかほかする暖かさとともに感じられるのです。
バイオリンもピアノも、ギターも
なぜ、あの美しい響きの音色が出るのかと思うと
もう、この段階で
いかにいつも自分の体をないがしろにしているかを思って
苦笑い…
それから
さらに丁寧なストレッチに入っていきます。
これが…できない^^;
インストラクターさんと比べると、自分の体のあまりの融通のきかなさに落ち込みます。
まったく、別物(悲)
最後に、
胸に手を当て、「響き」を感じながら、低い声から出していきます。
ていねいに、ていねいに…。
十分にほぐした体は最高の声をだす「器」となってくれているだろうか・・・??
そんなことを感じながら、出してみます。
結果は…実は、よくわからなかった、というのが正直なところです。
(いつも響くけど、今日も響いているなあ、というかんじ)
今回は1回でしたが
これを繰り返していくと
自分の声の(体の)、あらたなる世界、もっと凄いレベルの世界が見えてくるのじゃないか
と思うと興味深いところです。