NHKの朝の連ドラ「つばさ」に
「ラジオぽてと」という地元のコミュニティ放送が出てきますが
昨日は鹿児島県鹿屋市の「FMかのや」に行ってきました。
(どこに行くの!?と興味津々なうちの親に説明するのに「ほら~、ラジオぽてとみたいなのに出てくるのよ!」
といったら「ああ~」と一発で納得してくれたのがとてもラク)
鹿屋市は、わたしの住む鹿児島市から海を越えて対岸の半島になります。ですからフェリーに乗って
海越えて行くのです。
桜島の横を越えて、錦江湾(きんこうわん)を横断してゆきます。
それはそれは気持ちよい。
いつもと違う角度からの櫻島が新鮮→
さて
昨日はMかのやの番組の一つにゲストとしてお招きいただき、何を話してもいいとのことでしたので
7月25日の、櫻島月読神社での祭り「月読祭~魂の岩戸びらきIN櫻島」
のお話を中心に話して来ました。
7月25日、(皆既日食の3日後ですね)櫻島にある「月読神社」(つきよみじんじゃ~なんと美しい響きの神社なんでしょう!)でこの祭りはあります。
わたしはその中で
「古事記」の原文で繰り広げられる「天岩戸開き」群読劇の企画と演出を担当します。
(まあ・・・自分が提案したものですので自分がやるのが当たり前なんですが)
当日、境内にいらしたお客様もすべてを巻き込んでの全員参加型の劇なんです。
月読神社の境内は電気もない?らしいので、灯篭とたいまつの明かりと太鼓の音の中で
まるで、その場所が大昔の神話の世界の「岩戸開き」のその瞬間にいるような気持ちに
お客様になっていただければいいなと思っています。
みなさん、「天の岩戸開き」のお話をご存知ですか?
天照大神が、スサノオノミコトの乱暴に怒って、天岩戸に隠れてしまう。
世の中はまっくらになってしまい、災いが満ち溢れる。
そこで、神々は集まって一計を案じ、知恵を出し、様々な準備を固め、「天照大神を岩戸から出す」
ためにがんばるわけです。
アメノウズメノミコトが岩戸の前で面白おかしく舞を舞い、八百万(やおよろず)の神々がどっとざわめき
笑い転げる。
岩戸の中のアマテラスは「わたしが隠れているのに、なぜ賑やかなの?」と少し岩戸から顔をのぞかせる。
すかさず力持の神さまが岩戸を引きあける。
かくて、世の中は再び光に満ち溢れる。
「魂の岩戸びらき」がテーマのこの祭り。
太古の昔、知恵を絞ってアマテラスを岩屋から出した八百万の神々のように
今、わたしたちも、それぞれの持った「特質」「本質」を今こそ開き、存分に輝かせることで「世に光を」満ち溢れさせることができるのではないか?
そんな思いをこめて、月読神社の境内に、「岩戸が開いたその瞬間」をよみがえらせて見たいと思っています。
さて、昨日はもう一つ、話したことがあります。
この「岩戸開き」ともリンクしているんですが
5月17日にもちょっとふれた
八百万の神々が自分の得意技を生かし、世の中の光をとりもどした
「天岩戸開き」
わたしとご縁のある、わたしにとってかけがえのない大切な土地土地で
わたしがやりたいのは、そういうことです。
その土地土地にすばらしく魅力的な『八百万の神々』がいる。(ただ、自分がそうだと気づいていない人は多いと思いますが)
その人たちと、「土地を輝かせる」(=自分たちが輝くことと同義です)をできたら、とこころから思うのです。