本日ではなく
以前から懇意にしていただいているNPO法人「かごしま探検の会」
に訪問いたしました。
探検の会の事務所があるのは鹿児島市名山町。
それはそれはステキな昭和30~40年代(といってしまっていいのかな)
風の路地の一角にあります。
目の前には古い家を改築したイタリアンのお店。
この路地で、まず半日は遊べそうな「街ごとタイムマシン」なのがこの場所。
この日は「『観光を中心とした街づくり』における現状や課題、そこに携わる
人に必要な力とは?」
といったことについて、探検の会の東川隆太郎さんのお話をうかがいに行っ
たのですね。
今、観光分野に携わる方々への研修の準備をしているのでそのためもあり(もともと、この分野は大好きだったこともあって。何しろ街づくりが学びたくて湯布院に引っ越したくらいなので)興味しんしんでうかがいました。
ちょうど、その後、修学旅行生に「西郷隆盛」について話すというお仕事がはいっていらっしゃった東川さん。
お忙しいお時間の合間を縫って話をうかがうことができました。
観光地に行って、その街の何を、どのように生かしているか、アピールして
いるか、どんな「もてなし」をしようとするか、には、確かに、本当にその街
の「センス」を感じます。
既存のもの、使い古された既成のものややりかた、画一化された工夫の
ない演出をみると「観光客をナメとるんか~!」(とまあ、ここまでひどい言
葉では思いませんが)と怒りと情けなさすら覚えることがあります。(わたし
の故郷鹿児島でも、多々感じることがあり!)
他にもお話をうかがっての気づき発見は山ほどあったのですが、また後
日。
熱くなりすぎて長くなりそうなので。
←(探検の会・東川美和さん。かわいらしい「出来る女(ひと)」
です)
さて
わたしの専門は今のところ「コミュニケーション」
自分のうまれ育った街の、何に価値を見出し
何を残し、何を語り継ごうとするのか?
その街の「財産」を、どんな視点から切り出し、ひかりをあてるのか?
それは、「自分自身と対話し、コミュニケーションする」作業ととても似ていると感じます。
自分を知り、自分の強みを見つけ出すことと、街の強みを見つけ出す作業の本質は、同じものであると感じます。
わたしならではの研修が作れるといいなと思っています。