そろそろテレビで、
「大掃除のしかた」(水垢はこうとる、とか、網戸はこう掃除する、ですとか)
の特集が出だしましたが、
そんな中、
「大掃除に取り掛かるの自体が大変。どうしたら取り掛かれる?」
という質問があって、
「いい質問だなあ〜(笑)
→(ほんとにそうだよね。本質ついてる)」
とおかしくなったのですけど、
その時フッと思いついた答えが下記。
「『赤ちゃんの一歩』で、自分を騙せ」
NLP(神経言語プログラミング)で、
よく「ベイビーステップ」という言葉を使うんですが。
それです。
人は基本、変わりたくない生き物。
大きく変化することをなんであれ嫌う。
人の奥深く、無意識の中にある、
強固な「ホメオスタシス」。
(変化は危険!守ろう、変わらないでいよう、現状を維持しよう、の機能)
いきなり、大きく、
「さあやるぞ!」
「ががっと一気にやるぞ、磨くぞ、捨てるぞ、整理するぞ!=変わるぞ、変えるぞ」
と動こうとするとき、
それと同じくらいに無意識下で、
それを止める「ブレーキ」も出てくる。
ですので、
「無意識が気づかないくらい」に
小さな、小さな変化から始めるといい。
(これがつまり、赤ちゃんの一歩、ベイビーステップ、ということ)
無意識をだます。
「え?全然動いてないよ〜(笑)変化してないよ〜(笑)」
と。
ジリジリとそれが(ベイビーステップが)静かに積み重なっていくと、
気づくとそれが大きな変化になっている。
今年、たまたま、まさに「ベイビーステップ方式」で
大掃除を、とも思わないままになんとなく掃除を始めていたものですから、
(朝、窓ガラスを一枚だけ、ですとか、小さな引き出し一段分の不用品廃棄、といった感じで)
書いてみました。
「スッキリ感」「出来た感」が少しづつ積み重なって、弾みがついて、
掃除へのやる気が静かに盛り上がってきているのを、
今、まさに体験中。
そしてこの「ベイビーステップ」方式、
もちろん掃除以外にも、いろんな場面で使えます。