新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
5日からセッションを開始しました。
新年初回「土台の構築」のことをおっしゃる方が多く、
(形としては経済のことだったり、住居のことだったりするんですが)
「みんなそういう時期が来ているのかなあ」
と。
(以前書きましたが、同時多発的に、同じことをテーマとする方々が出てくるのは
よくあることで、その度に「みんなで一緒に進んでいる」不思議な嬉しさと一体感を持つわけで)
そんな中。
「このセッションが終わったら行ってきます!(家族旅行に)」
という方も。
旅の行程の話になり、あちこちのスキー場の話や宿泊施設の話など聞いていたんですが、
たくさんの候補地といくつもの行程の話の後、
「とにかく、とりあえず出発して、最終的には鳥栖までに決めます」
と。
「ジャンクションですね!」(わたし)
話をまとめると、鹿児島から高速に乗って北上、そして。
・鳥栖ジャンクションから右折派→クライアントさんと長男さん
(湯布院・大分・サファリパークなどなど)
・鳥栖ジャンクションから左折派→奥さんと次男さん
(ハウステンボスなどなど)
ということらしいのです。
鳥栖まで3時間。その3時間で「家族会議」を開くらしく。
「車内プレゼン合戦ですね!」
とつい盛り上がってしまったんですが「いいですね。それ、やります」とクライアントさん。
なんでも、
・言葉と論理のご本人&長男さん。
・感情&感覚の奥さんと次男さん。
であるらしく、いつも、判断材料を提供するのは自分と長男。
けれど最終的には奥さんと次男さんが決めている(というか、そっちの方の意見が通っている)
氣がする!んだそう。
いい取り合わせだなあと思いました。
長男さんは、
どんなに完璧でも何か通じない「理屈」の先にある「伝える力」を知るでしょうし、
次男さんは、
伝えるとはどういうことか、根拠とは何か、情報を集めるとはどういうことか、
伝わるように言葉を選ぶとはどういうことか、という「プレゼンの基本」を知るでしょう。
さて。
「自分の考えを言葉で表現する」
ということの出発点は家庭から始まります。
自分は今こんな状態だ。
こういう理由でこれが欲しい。
今、こういう氣持ちになっている。
だから、こうしたい。こうして欲しい。
一見簡単なようでいて、これができる子は案外多くなかったりします。
(いえ、わたしたち大人でさえ、できないこともあ多々あるんじゃあないでしょうか)
自分の思考を見つめる。伝わる言葉にする。
自分の感情を見つめる。伝わる言葉にする。
この力は、一生を通して必要な力です。
そして、この作業は、まずは大人の適切な問いかけによって、始まります。
待つ。
問いかける。
答えを待つ。
問いかける。
この繰り返し。
全てを周りの大人が察して、寝転んでいても欲しいものが出てきていた。
先回りして全てがお膳立てされた環境で大きくなったんだろうなー、というような子(と若者)も
見てきましたが、
(なんかね、色々と大変ですよね。大人になると)
さて、我がクライアントさん一家の「車内プレゼン合戦」。
「夕方、どちらに曲ったかの写真をお送りします!」
の言葉とともに、出発して行かれ。
無事、見事な美景の写真が夕刻、送られてきました。
結局どこの写真だったか??
それはわたしだけの内緒なのです。
(※写真は甥っ子たちに送った年賀状です。滅多に会わないので、ここらで爪痕を残しておこうと、
頑張って鬼滅の絵を描いてみたんでした)