「やることを忘れてしまう」「いつも通りに仕事が進まない」
ので
頭の中を整理したい!
というクライアントさんの話を聞き、
「それはもう、忘れたりすっぽ抜けて当たり前でしょう」
と、たいそう思ったので、
わたしが送ったのが下の図。
(脳のキャパの例えの図)
以前NHKの「あさイチ」で、
「今、みなさん脳の中はこんな感じです」
と、とてもわかりやすい例えで説明していたので、
それを描いてみたもの。
わたし達は、この数ヶ月、自分で思うより、ずっと、
「不安で」
加えて、
「氣を使っており」
「やることが増えており」
しかもそれは、
「まったく体験したことのない初めてのこと」
であり、人によっては、
「大切な人の健康と、人によっては命を守る」
ということに直結している。
そんな(薄氷を踏むような)毎日を、もう数ヶ月間、過ごしてきたわけです。
このクライアントさんは教室を運営されてますので、
「人のお子さんを預かって」いるわけで、
その心労と行動面への負荷は察して余りあるものがある。
もうそれは、話を聞いているだけでも、
「それは…日常の、自分の生活のこまごまとしたことに氣が回らなくなっても、
当たり前ですね」
と、明確にわかる奮戦ぶりであった、
このクライアントさんなのでした。
(そしてまた、それが自分のこととなると余り
意識できなくなるのが面白いところで)
さて、
今日、何を言いたいかといいますと、
①人の脳にはキャパがある
②今、脳のテーブルには、相当大きな「余計な箱」が面責を占めている。
②が、人は自分では、なかなかそれに氣づかない。
(もっとできるはずなのに!なぜできないの!と自分については思ってしまう)
④「大変!」な人が今、必要なのは、
・責めない(自分も他者も)
・休む
・先を見過ぎない。「一個づつ」。
・自分への基準を緩める
・人に話す、頼る
今いる「自分の入っている箱」の中から外に出て、
客観的に自分を見る。
状況を見る。
その一つの手段として、
コーチングも役に立ちます。
「今こそ必要なのはコーチです」
との、このクライアントさんの声を受けて、
今これを書いているわけなのでした。
追伸:九州地方は、加えて台風9号と10号が見舞いました。
話を聞くと、やはりみなさんいつもの台風より相当「頑張って」乗り切った感を感じ。
(私も何を隠そう相当今回はピリピリしまして^^。
初めて窓を外からダンボールで覆い、街中の立体駐車場に車を預けに行きました。
心身ともに疲れた…)
頑張ったみなさん。
ゆっくりと、日常に戻りましょう。