「TABICA」ってご存知ですか?
私が知ったのは結構前で、テレビでやっていたのを見たんですが、
散歩好きの人が、
いつもの自分のお氣に入りの散歩コース(東京・吉原界隈)、
それを案内するという「ツアー」にしてしまった、というお話でした。
自分の休日に、無理なくやるツアー。
少人数で「いつもの自分の散歩道」を巡る。(それがたまたま吉原な訳ですが)
お土産は吉原の名物煎餅1枚、という感じの氣張らないほっこりツアー。
でも、それが、
「よそからの人」
「吉原の歴史を知りたい!という人」
…
にはとても新鮮で、人氣のツアーになっている、
と。
「誰かの『当たり前』は誰かの『特別』になる」
これは、その「吉原ツアー」が載っているサイト
「TABICA」のキャッチコピーです。
https://tabica.jp
人が「何か」をするときに、
(「自分」というものを発信するときに)
基本、土台はそういうことなんじゃないのか、と思うのです。
特別な能力がないと。
もっと研鑽しないと。
もっと実績を積まないと。
自分には無理…
形が整っていない…
普通はこうだ…
そういうことではなくて、
「それでいい」
「そのままでOG」「そこからGO」
なぜなら、
自分自身にとっては『当たり前』で、
なんでもないことに思えても、
それが、他の誰かにとってはもはや
『すごいこと』なのだから。
人とは、
その「自分にとっての当たり前」
のパーツを持ち寄って、それが混ざり合って、
自然と、
噛み合って、
融合しあって、
そこからまた新しいものが生まれたりし…
そうして、みんなで楽しく生きていく、
それが、本質に思えます。
(いえ、そうなのです。でないと、こんなにみんなが違う意味がない)
私はいつも、いろんな人に
「ねえねえ、ブログ始めたら❓」
ですとか、
「ええ!それ、やったらいいのに〜‼️」
と、しょっちゅう言っていますが、
(本当にしょっちゅう)
私の周りには、
才能に溢れた人が、本当にたくさんいるのです。
(コーチングにおける才能、とは
「ほおっておいてもついついやってしまう思考や行動のパターン」
「無理なく、普通にやってしまう思考や行動パターン」のこと。
そこに優劣はない。それを「どう表出させるか」)
さて。
今、この「TABICA」を見て、思いついている、
やってほしいツアーは、
●某所、山城跡のすぐ下に住んでいる知人に、
「山城の頂上で眺望と美味しいお茶とお菓子を楽しむツアー」
(この知人は、お茶やお菓子の「心づくしのもてなし」が本当にうまい!いつも感動します)
それから、ツアーじゃないけれど、
映画のレビューをとてもわかりやすく書く知人がいて、
(その人の「視点」を通してみると、本当に映画が魅力的に切り取られる)
その人も、ブログをやったらいいのに、
と思っているところです。
※写真は、「もてなし名人」の知人の〈あるもので作ったおやつ〉。
ナッツをローストして
お芋で丸めて あんこで包んでお団子に
栗みたいなお芋のお菓子になりました。
だそう…。
添えてあるのは
ホーリー(聖)バジル(別名:トゥルーシー)。
こういうのが、するっと、瞬時に手の中から生み出されるんですよね(感動)