「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

受け取ることで他者が幸せになる

 

 

 

この間。

 

道ですれ違った高齢の女性の荷物を持って、目的地付近までお供をして、

勇氣を出して声をかけてよかったなあ〜とすっきりした氣分になっていたのですが、

 

 

 

そのあとお茶を飲みながら

青空に雲を見ていたら、ふっと、

 

「あの方は、わたしの申し出を(わざわざ)受けてくださったんじゃないだろうか」

 

と、そんな氣がしてきました。

 

 

(城山ホテル鹿児島のカフェ。鹿児島市内を見下ろす山の上で、ただでさえ氣持ちのいい場所ですが、

「ブラタモリ」でここが鶴丸城の郭の跡と知って以来、ますますぼんやり坐っているのが楽しくなりました)

 

 

 

 

確かに荷物は多かったけれど。

そして、確かに休み休み歩いてらっしゃいましたが。

「あらあら、見かねたのね。まあまあ」

 

 

と、そうおっしゃっていましたっけ。

 

 

 

 

役に立った、立たなかったとか、

実際どうだったとか、そういうことはどうでもよく、

目的地までの少しの時間、

わたしはとても楽しくて、しかも氣分がよかった。

道すがらの少しの間の会話もなんとも嬉しく。

 

 

 

受け取ってもらうことで、

こんなにも幸せになる。

 

受け取ることで、人を幸せにする道もある。

と、

知ってはいるわけですが、

今日はみぞおちのあたりから、

温かい温度を伴って実感でした。

 

 

 

 

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