「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

あなたがあなたであることが世界に伝わらないのはもったいない―プレゼンについて

プレゼン力アップの個人セッションを
先月終えたクライアントさんからご感想をいただきましたので
紹介します。

――― * ――― * ―――

「声と人間の内面は本当に深くつながっていることを学びました。
セッションを終えた今、改めて、
伝える時、イメージすることの大切さ、意識することの重要性を感じています。
これまで自分を支えてくれている人や経験を感じながら、
ありのままの自分で、根っこをもって伝えることに意味があることを
教えていただきました。

伝えること、そして生きていくことは、
自分らしくいることで可能性も広がることを感じました。
これまでそうすることができない自分に向き合える機会を得られたことは
大きな収穫です。

大きな声を出して可動域を広げておくと、
日常生活の会話が楽になりました。
自然に声が出せるようになったことで、人との会話が以前よりも楽しく、
もっと話したい、やりとりを深めたいという気持ちが生まれました。
プレゼンだけでなく、日常生活の中でも、今回得たものを大切に
人とのかかわりを楽しんでいきたいと感じています。

自分らしく楽にいられることは、人とのつながりを広げられるように感じます。
仕事や家庭の中で、自分らしく何ができるのか、したいのか、
立ち止まる機会を頂きました。
これまでの思考の枠が、とても広がったように思います。
今後行動する際の力になると感じています」

――― * ――― * ―――

ひと月半後に仕事でのプレゼンを控えてのトレーニングとしてセッションを
お受けになりました。
出会ったときはまるで野の花のような風情の方で。
そして、確かに「声が小さくていらっしゃるな」
と思ったのでした。
霧吹きで「ぱしゅ…」と柔らかく吹かれたエネルギーが
ご自身の身体の周囲50センチをふわ~っと漂っている感じ。
ともにいてとても心地いいのですが
でも、そこから先にぐん、と出てくるものがない。

声という体からのアプローチ。
自身のパートとの会話という内面からのアプローチ。
回を重ねる中で
霧吹きがホースへ。
どんどんと花開いて力強く、あふれるような声を出してゆかれる姿。
ご自身の中にすっく、と軸を立ててゆかれるそのお姿は
感動そのものでした。

ああいうとき、ほんとうに
場の粒子がバーッと音を立てて、わたし、その方…
すべてを巻き込んで震えるかのような得も言われぬ空気を感じます。
そして
ああ、あれこそが「伝わる」ということの本質
(仕組み)なのだな、と思うのです。
それはいつも書きますが「言葉の内容や順序」といったレベルのこととは
まったく別物なのです。

いつもですが
そういう姿に立ち会えたとき、本当に幸せだなと思います。
やっていてよかった!と思う瞬間です。
これらクライアントさんの言葉の数々は
貴重な資料であるとともに、わたしにとっても「幸せの記録」です。

さて
あなたの専門性。
あなたの知識・技術。
あなたの思い、愛。
あなただからできる世界への貢献。
それらが「伝わらない」のはもったいない。
あなたがあなたであるということが、世界に伝わらないのはもったいない。
すべての人を見ていつも思うのはその思いです。
もどかしく、その人の胸をたたいて言いたくなります。
「起きろ!世界はあなたがあなたであることを待っているのだ!」と。

「伝えたい」という思いのある方。
でも、ちょっとそれを苦手と感じていらっしゃる方。
どうぞ、セッションを受けてくださいね。

アーカイブ
Copyright © Communication Works All Rights Reserved.