「深知今日事ーふかくこんにちのことをしるー」

「99パーセントの努力と1パーセントの才能」

チャップリンとエジソンの言った言葉。

 

「天才とは1パーセントの才能と99パーセントの努力だ」(チャップリン)

 

「天才とは1パーセントのインスピレーションと99パーセントの努力だ」(エジソン)

 

あれ、

「努力礼賛」の言葉だと思ってたんですけれど

そうじゃないんだそう。

(人間努力が大切!努力すればいつか必ず成功する…という)

 

「私は

たとえ99パーセントの努力をしても、

1パーセントの才能がなかったら天才にはなれないと言ったのだ。

才能を自覚した上で努力をすることが成功の秘訣なのに、多くの人は勘違いをしている。

1パーセントの才能という言葉は、才能が絶対必要だという意味なんだよ」(チャップリン)

 

「私は

1パーセントのインスピレーションがなければ、

99パーセントの努力は無駄になると言ったのに

世間は私の言葉を都合のいい美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、

努力の重要性だけを

成功の秘訣と勘違いさせている。」(エジソン)

 

そして、自分がいかに「インスピレーション」を大切にしているか

それを得るためにどんな工夫をしているか、を

エジソンは語ります。

さらに

 

「私は子どもの頃、

教育についていけないという教師の勝手な判断で学校に通えなくなった。

どうしてだと思うかね?

 

その頃の私は『ナゼナゼ小僧と呼ばれていてね…しつこいほど周囲の大人に聞いた。

多くの疑問が次から次へと頭をよぎった。

あまりに質問をしすぎるから、頭がおかしいと思われて、小学校を退学させられてしまった―

 

そして私が発明家という道に進んだのは、

このナゼ?の延長にある答えを、インスピレーションによって

解決したときの喜びを持ち続けられたからだ。

インスピレーションは私の才能であり、その才能を努力によって伸ばしたことによって

現在の成功があるんだ」

 

以上は

「目標設定練習帳」(リチャード・H・モリタ編著・イーハトーヴフロンティア)

からの抜粋ですが

この本には

 

「才能は必ず、誰にでもある」

 

と。

 

そして

「自分を知り、自分を見極める」ことの大切さ

「自分の特質、才能」にそった

 

自分にとっての「リアルゴール」(真実の目標)

 

を発見し、設定することがいかに大切か

それが、「成功」のためのただ唯一の条件である、と書いています。

 

人は、それが「真実のゴール」であれば

努力を努力とも思わず、自然と頑張れる。

モチベーションを「上げよう」などと思わなくても、自然とそれは湧いてくる。

あきらめよう、もうやめよう、無理だ…

つらくても、そんな思いは湧いてこない、湧いてきようがない、

それが、その人にとっての「真実の目標」



みなさんには、ありますか?

わたしは思わず、自分のささやかな「目標」あれこれをチェックしてしまいました。

すると…昔思っていたそれのいくつかは

自分の本心ではない何か、に左右されていたものだったりするのですよね。


昨日は先生とお母さん方へのセミナーだったのですが

大人の仕事は

ただただ、上の一事につきる

と実感したことでした。

 

 

「子どもが『リアルゴール』を見つけられるようサポートをすること」


そして、そのためには大人自身が

「自分としっかり向き合っていて」

「自分の『才能』に根ざした自分らしい満足した人生」

を送っていないとですね。

 

 

 

 

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