ことって
(ほしいときにほしいものがやってくる、ってことです)
ありますよね。
七月のはじめ、ずっとやりたいと思っていたあることがあって
でも
「どうしようかな・・・やっぱりこんなことしたってムリムリ、変な人だと思われるだけだって。
恥かくだけだよ…」
と、なんだか体がすくんでしまっていたときがあったのです。
そのとき
一枚の葉書が・・・。
それは、わたしのセミナーによく来てくださっていた一人の女性からのものでした。
以下、その全文です。
「急にお手紙を書きたくなりました。公子さん、お元気ですか?
先日読んだ本の中に、こういう言葉がありました。
『求めよ、そうすれば与えられるであろう。探せ。そうすれば見出すであろう。
門を叩け。そうすれば開けてもらえるであろう』
遠くから部屋を見て、人影がないからといって、誰もいないと思ったらそこで終わり。
そばまで行って近づいてみて、静かだからいないと思った人もそこまで。
ノックしてごらんなさい。きっと手応えがあります・・・。
というものです。
何事も駄目もと精神でいきたいものですよね^^」
彼女とは、昨年の春、彼女が結婚を決めたという話を聞いたとき以来
会っていなかったのです。
本当に、久しぶりの、突然の便りでした。
彼女はもちろん、私がその時何を考えていて
どんな状態であるかなんて、知る由もない。
「ああ、今自分は、遠くから部屋を見ただけで、誰もいないと勝手に決めて、もうあきらめようとしているんだ」
自分が、今、とろうとしている行動が
はっきりと彼女の「喩え」を借りて、映画のように、わたしの頭の中に浮かび上がってきました。
「…そんなバカなことってある?それって、ものすごく間抜けじゃあない!
まだそこに近寄ってもいないのに!!
もし、近くにいって人がいたらどうする?
ためしにドアを叩いてみたら、顔ぐらい出してくれるかもしれないじゃない!」
(わたしの心の叫び)
それから約1ヶ月、わたしは彼女からの葉書を大事に手帳の中に挟んで持ち歩きました。
そして、おじけづきそうになったらいつもそれを手にとって
文章を指で追って
見つめていました。
そして、少しの間怖くなくなったら、その間に即行動!(この繰り返し)
そして
その「ずっとやろうと思って、迷っていたこと」は
私からすると、ものすごい「大成果」を得て、まずはひと段落つきました。
今思えば
私はその時、本当に一生懸命だったんだなあと思います。
そして、そんなときは、ちゃんと「導き」が来るものなんですよね。
これまでも思えば、数々の「何かよきもの」にずいぶんと助けられてきました。
心から感謝
いろんな人の、こういうお話、聞いてみたいものです。